2017 年 12 月 8 日

12月7日 フィールド実習

7日は1年生の実習で、施設見学に行きました。

まずは大学からバスで15分、JAあわじ島の第一育苗センターに

到着しました。

 

こちらのセンターでは、管内で栽培が盛んなタマネギや

レタス、キャベツなどの野菜苗の育苗を中心に、機械を

使った効率的な育苗システムを構築しておられました。

 

播種したトレイは大きなベンチに乗せられ、ベンチごと

催芽室へ入れられて発芽させる仕組みになっていました。

驚いたのは何もかも規模が大きい!これが全てほぼ自動で

行われ、ベンチに乗せられてから農家さんに手渡しされる

まで人の手が触れないというのは驚きです!

 

続いてガラス室を見学させていただきました。

ガラス室には先ほどのベンチがびっしりと並んでいる

のですが、驚いたのは苗の生育が恐ろしいほど均一

なんです。野菜を育てると良く分かるのですが、こんなに

均一に育てようと思ったら色々な生育条件を完璧に揃え

ないと、こうはなりません!また、不発芽のセルは人が

ひとつひとつ植え替えているという話を聞き、頭が下がる

思いでした。

 

育苗センターからバスで15分、続いては淡路農業技術

改良普及センターに到着しました。こちらのセンターでは

淡路島で栽培が盛んな作物の栽培技術を改良し、新しい

技術を農家さんの元へ普及していく取り組みをされていました。

 

かつて「花とミルクとオレンジの島」と呼ばれていた

淡路島では、現在でもカーネーションなどの栽培が盛んです。

そして毎年新しい品種を海外から導入し、淡路島の気候に合う

品種を選定されているそうですが、50〜60品種にひとつぐらい

しか無いそうでとても驚きました。でもこのような地道な努力が

あって淡路島の農家さんは支えられているんだなぁと実感しました。

 

続いて防護服に着替えて技術センターの牛舎を見学させて

もらいました。淡路では酪農も非常に盛んなので、牛に

どのような餌を与えれば乳質が改善できるか、様々な研究を

行われていました。

 

こちらの新しい牛舎ではミルカー(搾乳機)が自動で

牛一頭一頭のところへ移動し、搾乳を行うそうです。

北海道などの大規模酪農家さんでは搾乳室を設けることが

一般的ですが、搾乳室を作るほどの規模ではない淡路の

酪農家さんはミルカーをもって牛一頭一頭を絞って

回るのでとても労力がかかるそうです。しかし、この

システムであれば大きな工事をする必要もなく、

どんどん取り入れていってもらいたいとお話しされて

いました。

 

今回、二つの施設を見学して、淡路島の農業はいろいろな

人や施設に支えられているんだということを改めて実感

しました。お世話になりました関係者の方にこの場をお借り

してお礼申し上げます。

 

吉川貴徳

カテゴリー: 実習