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社会学部 スポーツ社会学科

大学の顔

サンフレ総監督から転身思い切って何かに挑戦することで、新たな自分を発見する

今西 和男(いまにし・かずお)
社会学部
2005年から現職。東京教育大(現筑波大)体育学部卒業後、東洋工業入社。1966、67年と2年連続でサッカー日本代表選手。84年に東洋工業サッカー部監督、92年から02年までサンフレッチェ広島総監督。広島市出身。

 

スポーツと文化、経済、地域との関係など体系的にとらえる社会学部スポーツ社会学科。社会学の観点から現代スポーツの役割や意味を探る。テーマはスポーツ組織の経営学、コーチング論など多岐にわたる。

「教材の多くは私自身の実体験。まだ一年足らずだが、とても新鮮でやりがいがある」

大学教授としては異色の経歴を持つ。元サッカー日本代表のディフェンダー。一九九二年から十年間、Jリーグ・サンフレッチェ広島の総監督を務め、現在もゼネラルアドバイザー。日本協会の技術委員会副委員長など要職を歴任し、世界七十カ国を訪れた。豊富な話題を織り交ぜた講義は学生を魅了する。

例えば欧州を舞台に活躍する中田英寿選手のエピソード。「高校時代の彼は同世代でたむろせず、トレーナーら立場の異なる大人とよく話していた。あの姿勢が海外での成功につながっている」と指摘。「今の学生は世代の違う人との会話が下手。大学という小さな枠にとらわれず社会の仕組みを理解し行動してほしい」

学生には、社会を知る契機となるボランティア活動を勧め、自己表現力を磨くため授業では必ずリポート提出を求め、添削指導を徹底する。

現役選手を引退した二十八歳からの八年間。東洋工業(現マツダ)の独身社員七千五百人が暮らす寮の管理を任された。“中卒は金の卵”と呼ばれた時代。「若者にリーダー教育を行った。人の話を積極的に聞くことなど、逆に教えられたこともある」と懐かしむ。

趣味はウオーキングやダイビング。月一回は広島湾に潜って取った魚やワカメを料理し、自らが総監督を務める大学サッカー部の選手らに振る舞う。座右の銘は「失敗して成長する」。「思い切って何かに挑戦することで、新たな自分を発見するかもしれない。地域に飛び込み、学ぶ中で、将来はスポーツ文化を創造する人材に育ってほしい」

(飯田陽久)

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