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2019Mar03

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大学ブランドワインの試作品完成を発表

吉備国際大学では、岡山県赤磐市にある(株)是里ワイン醸造場との産学連携により、大学ブランドワインの開発をすすめてまいりました。3月1日、同醸造場において、赤磐市関係者とともに、このたび完成した試作品を集まった報道陣に披露しました。

本学は、南あわじ志知キャンパスの農学部と高梁キャンパスのアニメーション文化学部を中心として、私立大学研究ブランディング事業「エコ農業ブランディングによる発展的地域創成モデルの形成」プロジェクトを全学的に推進しています。その中で、農学部醸造学科の眞山教授らのグループは、地域特産植物に生息する野生酵母の利用による大学ブランド発酵食品の開発を目指しています。

同教授は、酒、ワインやパンづくりに利用できる酵母Saccharomyces cerevisiae(サッカロミセス セレビシー菌)の探索を長年続けていたところ、一昨年秋、岡山県特産冬ブドウ「紫苑」からは初めて、その分離に成功したため、発酵食品づくりの産学連携パートナーを求めていました。
この話に予てより産学連携を模索していた赤磐市にある㈱是里ワイン醸造所が協働することになり、昨秋より同酵母セレビシー菌「紫苑株」を用いてピオーネや冬ぶどう「紫苑」から大学ブランドのワインづくりの試験研究が進められてきました。

㈱是里ワイン醸造場は、1985年(昭和60年)、赤磐市(旧吉井町)是里において、ドイツから技術者を招聘し、地元是里産ぶどう100%を原材料にワイン醸造を開始。現在は、仁掘中にある「農業公園ドイツの森」の敷地内で拠点を構えてワインを醸造。是里のぶどう生産農家が生産している「キャンベルアーリー」や「リースリング」という国内では珍しい品種を中心にワインを醸造しています。しかしながら近年、ぶどう生産者の高齢化や減少に伴い、ぶどうの生産量が減少するとともに、醸造所の人材不足等から、新たな商品開発もできず、ワイン生産量や販売量も減少傾向にありました。

昨秋から同醸造学科の井上守正教授と学生らも参加して試験が進められ、是里ワイナリーとしても同酵母セレビシー菌「紫苑株」を用いて発酵させた岡山特産冬ぶどう「紫苑」でのワイン醸造は初めてでしたが、良質のワインが得られることが明らかになり、同醸造所のワイン製造責任者からも、太鼓判を押す仕上がりを確認しています。また、同様にピオーネからも上質の白ワインの試作品も得られています。今後の市販に向けて、本学としては初となる「吉備国際大学ブランドワイン」の製品化を目指しております。
眞山教授は、吉備国際大酵母「紫苑株」を大切に育てていただき、各種の美味しい大学ブランドのワインができれば嬉しいと述べています。

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