メディア芸術の主要部分を占める漫画は、日本において歴史が非常に古く、平安時代の鳥獣戯画絵巻や、また江戸時代後期の浮世絵師葛飾北斎(1760~1849)の描いた「北斎漫画」はその後ヨーロッパに伝えられ、ジャポニズムの要因となり、その描写や構図は、モネやゴッホ等の印象派の画家達に多大な影響を与えました。このことからも分かるように、東洋美術、西洋美術に大きな繋がりを持ち、日本のアニメーションのルーツと言えます。
文化財修復国際協力学科と同様に、さらなる時代の要請に応えるために「アニメーション文化学科」では、クリエイターの養成だけでなく、我が国におけるメディア芸術の文化的価値と重要性を十分理解し、作品の制作・収集、そしてクリエイター等の作品の発表のサポートができるなど、アニメーション文化の発展を総合的に担える専門職人材の養成をおこなうことを目的とします。
卒業後の進路としては、ベテランクリエイターの高齢化が進むなど国内のアニメ制作の人材不足が進んでいることから、クリエイターや制作に係わる専門技術者としてアニメ制作会社や広告会社への就職が見込まれます。また、アニメの作品の収集や発表等の企画立案の専門人材として資料館等の公共施設や出版社等に就職が見込まれます。
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