初学者の方へ

 本研究科の入学者の半数以上は、それまで知的財産学を体系的に学んだ経験がなかった初学者です。さらに入学者全体の約40%は、知的財産学だけでなく法律学の専門知識も、知的財産実務の経験もなかった人です(2016年5月現在の統計)。
 このような状況をふまえ、本研究科では知的財産教育の質の高さを維持しつつ、初学者でも無理なく知的財産学の修学に取り組めるよう、次のような教育・研究環境を提供しています。
 

(1)入門講座の開講

 入学初期に自由参加の形式で短期集中型の入門講座を開講しています(受講料は無料)。これによって、知的財産学や法律学の勉強方法、知的財産学の全体像・主要科目の概要等を把握することができます。  

(2)基礎からのカリキュラム構成

 本研究科では、1、2年次をそれぞれ前期・後期に分けてカリキュラムを構成しており、1年次前期は知的財産学の基礎科目をしっかり履修し、その後順次、専門科目、専門発展科目を履修するようにカリキュラムが構成されています。したがって、初学者でも基礎から段階的に知的財産学を修得することができます。  

(3)初学者でも取り組める修士論文作成プログラム

 本研究科における修士論文の作成について、1年次前期は研究テーマ等を模索する時期と位置づけています。この間に知的財産分野の学術論文を閲覧することもでき、修士論文のイメージを具体的に持つことができます。
 そして、以後、各院生の履修計画の立て方によっては、2年次後期に向けて一般科目の履修科目数を徐々に少なくできるようになっており、修士論文の作成にバランスよく移行することが可能です。したがって、初学者でも無理なく修士論文の作成に取り組むことができます。  

(4)充実したフォロー体制

 各科目についての疑問点は、研究科掲示板システムを通じて担当教員に個別に質問できますので、初学者も基本的な事項を適宜、確認することが可能です。また、スクーリング科目が豊富に設けられており、直接質問できる機会が多いということも、初学者にとっては安心と言えます。全体的な受講システム等については、事務局の担当者が丁寧に相談に応じます。