院生の投稿論文が学会誌に

本年3月に連合国際協力研究科を修了した乾直樹さんが、在学中に投稿した論文「内発的発展とつなぐ存在  – JICA「タンザニア国ソコイネ農業大学地域開発センタープロジェクト」の分析から – 」が、8月2日、日本沙漠学会の学会紀要『沙漠研究』(第27巻第1号)に短報(査読有)として掲載されました。
紀要の論文抄録では、「1999年から5年間,JICAはタンザニアにて内発的な農村開発手法「SUAメソッド」の確立を目指した技術協力を実施した.それ以降,実施地域では住民主体のさまざまな活動が今日も継続している.その要因の把握を目的として,「つなぐ存在」をキーワードに当時のプロジェクト関係者への聞き取りを行った結果,多様な「つなぐ存在」が内発的発展に重要な役割を果たしていることがわかった.そして,活動の進展と共に,住民自身が主体的にエンパワーメントを果たし「つなぐ存在」は地域社会に取り込まれていった.」と紹介されています。

論文指導教員であった畝研究科長は、「乾さんの論文は修士論文研究のエッセンスを取りまとめたもので、アフリカにおけるコミュニティ開発、特に内発的発展を目指す開発プロジェクトの形成、運営管理、評価に重要な視点を提供している。社会科学分野では在学中に論文を投稿することは時間的に困難なことが多い。それにも拘わらず、乾さんは果敢にチャレンジし、論文を投稿し、在学中に論文は受理された。乾さんの努力に敬意を表したい。研究科の院生には良い刺激を与えてくれた。学生には、学会誌などへの投稿を引続き勧奨していきたい。」旨コメントしている。

論文は次のURLで確認できます。https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jals/-char/ja/