吉備国際大学

人間科学部 人間科学科 理学療法学専攻

学科(専攻)の特徴

学びのポイント

質の高い専門教育の提供

国家試験の100%合格を目指すべく、国家試験指導方法について外部研修を受けた教員(全教員受講)が全力でサポートします。国家試験対策専門機関とも連携し、学習スケジュールの指導から徹底した支援を行います。

人を育む豊かで充実した教育

最新の知識・技術の教授はもちろん、介護体験や地域体験実習などの生きた学びを導入。1995年に開設された伝統ある本学科で、豊かな「人間性」と「自ら学ぶ力」を育んだ優秀な卒業生たちが、全国で活躍しています。

きめ細かな学生サポート体制

チューター制やゼミ制による個別指導、きめ細かな学生支援により、学習、国家試験、就職、進学など、皆さんのこれからの歩みを力強くサポートします。

人間科学科ならではの学び

人間科学部人間科学科の特色を活かして、人間の心理的・身体的・社会的側面を総合的に理解するための知識や技術を学ぶことができます。例えば、「人間科学概論Ⅰ」「人間科学概論Ⅱ」等で他の専攻とともに学ぶことができ、多様化する社会で活躍する知識をつけることができます。

卒業研究発表会

優れた研究は「日本理学療法学術大会」でも発表。

毎年秋に、4年生による卒業研究発表会を開催しています。発表は学会と同様のかたちで行われ、活発な質問や、研究について自由なディスカッションを行います。ここでの優れた研究は、「日本理学療法学術大会」でも発表され、注目を集めています。 日本理学療法士協会は2022年度に「新生涯学習制度」をスタートし、認定理学療法士や専門理学療法士を目指すためにも学術活動に取り組むことが重要になっています。
卒業研究の取組は、自分で考える力を身につけ、科学的根拠に基づいた治療(EBM)ができる理学療法士へと成長させ、また理学療法士に必要とされるプレゼンテーション能力を高めることを目的としています。

地域体験実習

地域に強い理学療法士を養成、地方都市ならではの貴重な学び。

少子高齢・人口減少社会を背景に地域包括ケアシステムの整備が進む中、“地域に強い理学療法士”が求められています。
当学科では、授業やゼミの一環で、自治体が開催するミニデイサービス機能訓練事業や健康運動講座に参加する「地域体験実習」を実施。運動指導や体力チェック等を通して、高齢者やボランティア・スタッフと交流する、生きた学びの機会になっています。
この取組は、文部科学省「地(知)の拠点整備事業」により実現したものです。全国的にも他の養成校ではみられない取組で、地方都市だからこそ実現できた貴重な学びといえるでしょう。

私のおすすめ授業など

評価学概論

知識だけではなく、技術面も学ぶことができるため、理学療法の実感が湧きます。
塩崎 海聖さん (愛媛県立新居浜西高等学校 出身)

実技を中心に、①身体表面におけるランドマークの触診②形態測定(四肢長・周径)③徒手筋力検査(MMT)④自動及び他動での関節可動域(ROM)の測定に関する知識を修得し、一連の基本的な技術の遂行能力を身につけます。

物理療法学実習

物理療法機器を用いて、各疾患への効果的な使用法を学ぶことができます。
秦 知佳子さん (島根県立大社高等学校 出身)

「物理療法を臨床現場で効果的に実践できる」をテーマに、2年次配当『物理療法学』で学んだ内容を再確認しながら、物理療法機器の基本的な使用法、適用肢位を学び、リスク管理された下で物理療法の実践適用を修得します。

整形外科学

運動器疾患の専門家として臨床の現場で困らない知識と課題を解決する能力を身につけることができます。
長廻 沙樹さん (出雲北陵高等学校 出身)

「運動器の基礎科学・解剖・生理」、「整形外科疾患の病態・診断・リハビリテーション」がテーマ。運動器の解剖、生理、整形外科疾患の病態や治療方法を学び、運動器疾患の専門家に必要な知識と課題解決能力を修得します。