吉備国際大学
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公開講座

地域創成生涯学習講座(2022)

吉備国際大学では、地域の皆様を対象に「地域創成生涯学習講座」を開講しております。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催を自粛しておりましたが、本年度は、規模を縮小し約3年ぶりに「地域創成の方法と実践」をテーマに全4回開講いたします。

なお新型コロナウイルス感染症防止対策のため、講座によっては人数制限をお願いする講座もございますが、感染症対策に万全を期して行います。

お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。皆様のご参加をお待ちしております。

★参加は事前申し込み制、参加費は無料です。

会場

吉備国際大学 南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市志知佐礼尾370‐1) 
 C棟 3階 大講義室
 E棟 3階 情報処理室

参加申込方法

☞申込期限:各回開催前日の17時まで

☞申込方法:電話またはFAXにてお申込みください。( FAXでのお申込みの場合は添付のPDFをプリントアウトしてご利用ください )

 ☎吉備国際大学南あわじ志知キャンパス地域連携センター
(☎0799-42-4708、FAX0799-42-4701)
『電話での受付は、平日午前9時から午後5時、FAXは土日祝も受付可能です』

 ✉kiu-aw@kiui.ac.jp

☞個人情報の取り扱いについて
 取得した個人情報は、個人情報保護の観点から厳重に管理します。また、本講座への登録及び受講に関するご連絡以外には使用いたしません。

内容と講師

第1回:10月13日(木)10:30~11:30(定員40名)

人口減少社会における地域創成を考える
農学部 地域創成農学科 教授 末吉 秀二

日本の人口は2009年をピークに減少を始めました。この人口減少は将来も継続し、地方の活力を低下させることが懸念されています。本講座は、始めに南あわじの将来人口を概観します。そして農漁業集落を対象に行った小調査をもとに、農漁業を基盤産業とする南あわじの地方創成を皆さんと考えてみます。

アラブ・イスラーム社会の出生規範/小地域社会を対象とした将来人口推計/南あわじ市の第一次産業従事者の生業戦略

教授末吉 秀二すえよし しゅうじ

  • 専門分野:地域人口学、生態人類学、国際保健学
  • 詳細を見る

第2回:10月28日(金)10:30~11:30(定員20名)

GISを使って地域の情報を地図化する
農学部 地域創成農学科 教授 森野 真理

GIS(地理情報システム)は、カーナビや天気予報図など、身近に使われていますが、そのほか、地域の環境の変化、ある事象と別の事象の関係性など、さまざまな分析を行うことができます。
この講座では、GISというツールを使って、地域の情報を地図化し、見える化してみます。

※この講座では、情報処理室にて実際にパソコンをご使用いただきながら講座を受講いただきます。なお、パソコン台数に限りがございますのであらかじめご了承ください。

生態系サービスの評価に関する研究/生物多様性の保全に関する意識分析/獣害防除を意図した里山・農地管理システムの構築

教授森野 真理もりの まり

  • 専門分野:森林保全管理学、地域環境保全学
  • 詳細を見る

第3回:11月10日(木)10:30~11:30(定員40名)

現地調査で聞いてきた、沖縄の郷友会
農学部 地域創成農学科 准教授 平井 順

この講座では沖縄県のある都市の「郷友会」について話します。郷友会は一般に同郷団体として知られますが、沖縄本島中部のそれはちょっと違います。地元を代表する団体として活動しています。町内会や米軍基地との歴史的経緯も含めて真面目に楽しく話します。

沖縄の地域社会の住民自治活動/軍用地の存在と人々の生活/瀬戸内・中国山地の第一次産業の可能性

准教授平井 順ひらい じゅん


第4回:11月24日(木)10:30~11:30(定員40名)

地域農業の担い手を考える
農学部 地域創成農学科 准教授 濱島 敦博

近年の農業ブーム、特に若い世代の農業への関心の高まりは、色々な課題を抱える日本農業にとって一筋の光明ともいえます。ここ南あわじ市においても様々なタイプの新規就農者が登場しています。南あわじ市の新規就農・参入の傾向を紹介しながら、これからの地域農業を支える担い手について考えてみたいと思います。

農産物の海外輸出に関する研究/産地形成に関する史的研究/取引制度の形成過程に関する理論的研究

准教授濱島 敦博はましま あつひろ

  • 専門分野:農業経済学、開発経済学、アジア経済論
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