農学部 アクアグリーンフィールド学科
Department of Field Sciences of Marine and Watershed
アクアグリーンフィールド学科、2026年4月新設予定
(※仮称・設置構想中。設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。)
アクアグリーンフィールド学科の人材育成
1次産業全般を俯瞰した上で、水圏環境や森林環境を保全し、それを利用する持続可能な新産業の形成に貢献するため、自然生態系とそれらを構成する生物特性さらには自然環境の仕組みを深く理解するとともに、自然環境下における野外活動に必要な技能やコミュニケーション能力、協働する力および専門的知識を身に付けつつ、自然環境を取り巻く人間社会生産構造をも理解する視座の高い人材を養成します。
アドミッションポリシー(入学者受入れ方針)
アクアグリーンフィールド学科では、1次産業全般を理解した上で、水圏・森林圏・里地の環境を保全し、持続可能な形で利用することを念頭に置き、新しい産業の創出や6次産業化を推進するために、生態系サービス、生物展示、レジャー、食品製造の専門知識技術を習得し、それらを総合的に使って地域で産業振興に寄与しリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指しています。この目標を実現するために、次のような人材を受け入れます。
- 自然の恵みや魅力を利活用して、地域の活性化に貢献したいと考えている人。
- 森林から海までの循環系に生息する生物や環境を総合的に学修したい人。
- 生物環境の保全や水辺の自然再生に興味がある人。
- アウトドアでの活動を通して、自然の中に入り体感し活動ができる人。
- 農山漁村の多面的機能を活用して、新しい産業の展開にチャレンジできる人。
- 地域の食文化に興味を持ち、加工に関する知識技術の修得に努め、それによって地域社会から国際社会へとグローカルに貢献しようとする意欲のある人。
- 学芸員資格を取得し、水族館、動物園や博物館等での調査研究・展示収集等の業務を通じて社会に貢献したいと考えている人。
入学定員と学費について
農学部アクアグリーンフィールド学科の2026年度入学定員は40名、年間学費は「120万円」(授業料85万円、施設設備費35万円)です。
なお、南あわじ市との連携で、新入生全員が対象となる「南あわじ市入学奨励金制度」により、新入生全員に南あわじ市から「20万円」が、さらに大学入学後に住民票を南あわじ市に移した(入学後1箇月以内)新入生には、さらに「10万円」を加算し、合計で30万円を、南あわじ市が支給します。
※適用には申請が必要となります。入学後、新入生全員に申請手続きを説明します。
学科の特色
6次産業化の専門家を育成
農林水産業について学び、食品加工、栄養増進、等の研究・開発を行い、生態系サービスについて体感し、生物を研究することを通して、新しいビジネスや起業等から6次産業化を目指す専門家を育成します。
地域を担う教育
1次産業を総合的に理解した上で、沿岸・河川・森林の生態系サービスやアウトドアのレジャーについて学び、漁村山村の伝統行事や地域食を含め、多様な視点から地域の特異性を学習します。水生生物や森林生物の生態や繁殖、環境保全について学び、食品加工技術や市場への流通システムを身につけ、企業、複業や副業、等を通して、地域の環境保全やコミュニティ維持に活躍できる人材を育成します。
主なカリキュラム
専門基礎科目
農業や水産業などの1次産業の内容を理解し、関連する法律や経済、関連する生物学・化学分野を学びます。
- 南あわじ農業学
- アクアグリーンフィールド学概論
- 基礎演習
- 遺伝学
- 分子生物学
- ゲノム情報学
- 植物生理学
- 生物の進化と多様性
- 海洋水産生物ビジネスの技術と倫理
- 海洋水産生物ビジネスの経済と流通
- 生物化学
- 有機化学
- 食の安全学
- 生物学実験
- 化学実験
フィールド生物系科目
フィールド生物系科目では、海川山・里地の生態系の仕組みや農山漁村の多面的機能を学ぶことにより、生態系サービスと農林水産業との関連や環境保全の重要性について理解します。
- アクアグリーンフィールド学
- 山・里・海の連携学
- 森林生態管理学
- 昆虫科学
- 水辺ビオトープ
- 水生生物学
- 水圏の環境と保全
- アクアリウムサイエンス
- フィッシングサイエンス
- 海川の生物とレジャー
- 生物統計学
- アクアフィールド実習
- グリーンフィールド実習
学芸員科目
本学で学んだ生物の生態や飼育、環境保全の知識と技術を生かし、併せて学芸員指定科目の履修により、国家資格である学芸員の資格を取得し、本学卒業後に博物館や水族館などへ就職を希望する学生に対し、学芸員養成の指定科目を併設します。
- 生涯学習概論
- 博物館概論
- 博物館経営論
- 博物館資料論
- 博物館資料保存論
- 博物館展示論
- 博物館教育論
- 博物館情報・メディア論
- 博物館実習
食品科学系科目
第1次産業や農山漁村の振興に資する課題を食の視点から発見・理解し、解決できるよう食品関連の内容を学び実習します。安全で良質な商品への加工する知識と技術を身に付け、これらの科目の修得により、食品衛生管理者や食品衛生監視員の資格の取得につなげます。
- 水産食品学
- 食品化学
- 栄養化学
- 食品機能分析化学
- 食品加工化学
- 食品管理化学
- 食品衛生学
- 微生物学
- 醗酵微生物学
- 水産物加工学
- 食肉加工学
- 乳製品加工学
- 味と食感の科学
- 自然食品学実習
地域創成系科目
本学が所在する南あわじ市を調査・研究することで、水圏・森林圏・里地の環境を持続可能な形で活用し、そして地域で生産される農産物や水産物のブランド商品化や特産物として流通販売をおこなうことで、地域の主産業である1次産業を盛り立てていき、かつ地域を活性化していくことが本学の使命の1つです。その使命を果たす目的として、地域創成であり、そのために必要な科目として、地域創成系科目を設定しています。
- 地域調査法
- 地域社会学
- 農業・食品業の地域ブランド戦略
- 食と農のデザイン論
- ランドスケープデザイン学
- ソーシャルファーム論
- 地域マネジメント論
専門応用科目
養殖の現場や水産試験場、漁業市場、商品加工会社、薬品工場など様々な水生生物に関連する企業へのインターンシップとアクアグリーンフィールド学演習を通して、1次産業と農林水産業の6次産業化の現状を体験し、課題を研究することにより、卒業後の進路を考える機会とします。
- インターンシップ
- アクアグリーンフィールド学演習
- 課題研究
卒業後の進路・資格
行政機関、水産・森林関連各種団体、水圏や森林圏の生物環境保全に関する団体、漁業及び林業従事者、海洋・河川・森林レジャーサービス業、自然ガイド業、水族館・動物園職員、水産・農産物加工会社、食品製造会社、地域おこし協力隊員 等
取得できる資格 |
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吉備国際大学臨海実習棟
「吉備国際大学臨海実習棟」は、兵庫県南あわじ市阿那賀に、2024年3月完成しました。
臨海実習棟は、沿岸生物の生態調査法などを学ぶ「アクアフィールド実習」、魚類や貝類などの調理・加工を学ぶ「自然食品学実習」、学生の課題研究(卒論)といった『学生教育』の場、藻類の陸上養殖技術開発や水産資源を使った特産品の開発といった『研究・技術開発』の場、水産関連でのボランティアや地域の伝統行事への参加といった『社会活動』の場、さらには学生による出店スペース(海洋資源を利用したアクセサリー販売、水産加工品の販売など)としての『起業体験・起業支援』の場といったことに利活用していきます。


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