吉備国際大学

農学部 地域創成農学科

卒業生インタビューvol.06和田 美悠さん(2025年卒)

和田 美悠(わだ みゆ)さん略歴

  • 出身地:千葉県旭市
  • 勤務先:淡路島ワイナリー合同会社(AWAJI ISLAND WINERY LLC)

HP:https://www.awajishima-winery.com

Instagram:https://www.instagram.com/awajishima_winery/

淡路島でワイン用ブドウの栽培やワインの醸造に携わっています。

大学在学中は狩猟部の部長として、獣害対策の防護柵設置やイノシシの捕獲・解体、ジビエの販売など、地域に根ざした活動に積極的に参加しました。研究では食品に含まれる「カビ毒」について取り上げ、安全性に関する課題に取り組みました。

卒業後は、学生時代にご縁のあった淡路島のワイナリーに就職。現場での学びを生かしながら、日々成長を実感しています。ちなみに、ワイナリーのレストランでいただく昼食(まかない)は絶品なのだとか。

地域創成農学科の在学生が、本学を卒業した和田美悠さんにインタビュー!

学生生活のこと、授業や資格取得の工夫、さらには淡路島でのバイトや暮らしの様子まで、リアルな声をたっぷり伺いました。

学生生活編:資格と授業、そして狩猟のこと

単位の取り方で工夫したことはありますか?

最初に学校から「何単位必要か」というのが示されるので、それをもとに取りたい授業をどんどん取りました。特に資格が取れる科目は優先的に履修しましたね。必修科目もきちんと押さえておいて、あとは興味のある授業を選びました。

資格というと、どんなものが?

「食品衛生管理者」の資格は所定の科目(40単位)を修得すると卒業と同時に取得できます。あとは「食品衛生監視員」の試験受験資格も取れました。

在学中にやってよかったことは?

「日本の食文化」という授業が印象的でした。実習で京都に行き、懐石料理の料亭で現地のオーナーから直接学ぶ機会がありました。また、狩猟サークルにも所属していて、1年生のうちに狩猟免許を取得。罠猟の技術、解体・加工の方法を学び、実際にジャーキーやソーセージを作ったりしました。

楽だった授業、取ってよかった授業は?

どの授業も比較的ゆとりを持って取り組めましたが、やはり「日本の食文化」は特によかったです。旅行気分で楽しみながら学べました。

長期休暇の過ごし方と日常の思い出

長期休暇はどのように過ごしていましたか?

私は千葉県出身なので、夏休みや春休みは実家に帰っていました。地元の友人と会ったり、家族とゆっくり過ごしたり。移動は夜行バスを使ったり、車で片道8~10時間かけて帰ったりしていました(笑)。

学食の思い出はありますか?

私が通っていたころと今では運営が変わっていて、メニューも違っていると思います。当時は安くて助かっていました。

ゼミはどこに所属していたんですか?

村上ゼミです。村上先生はとても面白くて、親しみやすい方でした。

アルバイトと島での生活について

 学生時代、どんなアルバイトをしていましたか?

いろいろな短期バイトを経験しました。稲作やエビの養殖、牛舎の仕事、狩猟サークル関連での薪割りなども。その中でもメインは、ジビエを扱う業者「アスカ」でのバイトでした。淡路島ならではの仕事が多くて、貴重な経験になりました。

時給の高いバイトは?

エビの養殖が当時で時給1,500円と高かったです。

淡路島での暮らしに車は必要でしたか?

あった方が断然便利です。自転車や徒歩だけだと行動範囲が限られるので、どこかに出かけたり、島外に出たりするにも車はあったほうがいいと思います。

免許はいつ取得されましたか?

2年生の12月くらいでした。車を持つタイミングに合わせて取ればいいと思います。

就活・研究について

在学中に取得した資格は?

食品衛生管理者と狩猟免許、それからフォークリフトの資格を取りました。

フォークリフトの資格はどこで?

淡路島の教習所で取りました。

取得のきっかけは?

お酒を扱う会社に就職したいと思っていて、そういう現場ではフォークリフトを使うことがあるかなと。同級生にも誘われたので一緒に取りに行きました。

実際に役立ちましたか?

農業系のバイトのときに、少し使う場面があって役立ちました。

取得で苦労したことは?

特に難しいとは感じませんでした。教本を読んで内容を理解していれば、ちゃんと合格できました。

卒業研究ではどんなテーマに取り組みましたか?

イネに感染するフザリウム菌について、菌の感染状況と保存条件による変化を調べました。具体的には、菌を乾燥・冷蔵・冷凍といった保存条件を検討して、イネの感染状況を調査していました。

印象に残っていることは?

培地を300個以上作って、PCRにかけたのが大変でした。研究は基本的に一人で進めていたので、準備から実験まで全部自分でやっていました。

就活はどのように進めましたか?

実は就活はあまりしていなくて、研究がメインでした。アルバイトをしていたワイナリーとつながりがあり、そこから今の会社に就職しました。

バイトではどんな仕事を?

ブドウ畑での手入れや収穫、ワインの仕込みの時期には仕込み作業もしていました。

現在の仕事との違いは?

仕事内容はあまり変わらないですが、学生時代と違って時間がきっちり決まっている点が違います。学生のときはもっと自由でした。

休みは取れていますか?

週休2日です。日程をずらすことはできますが、休みを増やすことはできません。

仕事で大変なことは?

ブドウの管理が大変です。植物なので、ちゃんと世話をしないと枯れてしまって利益になりません。毎日注意して見てあげる必要があります。

学生時代にブドウ栽培の経験は?

まったくなかったです。いちごと違ってぶどうは木なので、水やりなども全然違いました。入社後に一から覚えました。

面接で大事だと思ったことは?

どうしてその会社に行きたいのか、自分の意思をちゃんと伝えることが大事だと思います。

アルバイトは減らしましたか?

はい。研究が忙しくなったので、バイトは週2くらいに減らしていました。

趣味について

学生の頃から続けている趣味は?

特定の趣味はないですが、いろんなことをしていました。最近は後輩と一緒に出かけるのが楽しみです。

趣味にかけられる金額は?

月によりますが、月1万円くらいは使っていると思います。行く場所にもよりますね。

淡路島でよく行っていた場所は?

ご飯を食べに行くことが多かったです。「旬(しゅん)」「和(かず)」「豊源(ほうげん)」「喜多野(きたの)」によく行っていました。

どのようなお店ですか?

「旬(しゅん)」と「和(かず)」は居酒屋さんで、「豊源(ほうげん)」は中華屋さん、「喜多野(きたの)」はうどん・蕎麦屋さんです。どこも車があれば学生でも行きやすいと思います。

温泉には行っていましたか?

淡路島の温泉にはあまり行かなかったです。代わりに徳島まで行って、岩盤浴で1日ゆっくり過ごしたことがあります。

他に自然に触れられるような場所は?

自然が好きなので、ダムや山、川などによく行っていました。川に入ったり、虫を捕まえたりして遊んでました。

学生に人気だった飲食店は?

「豊源」という中華料理屋はよく行きました。量も多くて美味しいです。「恋路」というお好み焼き屋さんもおすすめです。

大学時代の一番の冒険は?

夜中に思い立って、広島まで車で行ったことです。

どうして広島に?

行ったことがなかったので、ふと思いついて。行ってみようかなと。

どんな旅でしたか?

その日のうちに着替えを用意して、車で出発しました。ホテル代を節約するために車中泊でした。

長距離運転には慣れていましたか?

だいぶ慣れていて、当時はとにかく遠くへ行きたくなる時期だったと思います。

未来の学生たちへ

学びも生活も、自分の興味を持ったことにどんどん挑戦してみてください。特にこの大学では、少人数だからこそできる実践的な経験や、地域との関わりがとても魅力的です。狩猟やジビエ、農業など、淡路島でしかできないことに、ぜひチャレンジしてみてください!