キビコクNEWS

外国語学部外国学科の授業科目「生き方」にて、公益財団法人大原美術館の前理事長　大原謙一郎　先生による授業が、5月18日に岡山キャンパス（岡山市北区）にて行われました。

大原先生は、授業の中で「商人道」（あきんどどう）について説明されました。「商人にとって重要なことは"暖簾（のれん）の信用"です。若い皆さんは、これからの人生において自分自身という暖簾の信用が大事です。市民の力、人文知がより良い明日を作っていくのが、民主主義であり商人道です。若い皆さんはこの心意気を持って、我々世代が残してしまった課題を解決して欲しい。皆さん一人ひとりの人生の中で、問題意識を持ち続けて欲しい。皆さんの人生が豊かで平和で、充実したものになることを願っています。」と学生たちに語りかけました。

外国語学部外国学科では、「先達に学ぶ、人生のより良い『生き方』」をテーマとし、これまで日本を創ってきた人々、豊かで平和な社会を築いてきた人々の＜生＞の声を聞き、学生一人ひとりが、この国や社会のためにできることは何か、また自らが幸福な人生を送るために何をすればよいのか…等、それぞれが自分のあるべき将来について考える。そうすることで、今の自分を見つめ直すことができるようになる。また、自分の＜志＞を確認できるようになることを目標に、外国学科学生の必修科目として「生き方」を開設しております。