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世界の常識を学ぶ「グローバル・スタディーズ入門」活発な成果発表

2023年1月30日
  • 教育
吉備国際大学では、教養科目のカリキュラム改編をすすめ、2022年度の新入生から新しい教養科目が動き始めました。全学統一教養科目「グローバルスタディーズ入門」も、その新しい科目の1つです。この科目は、グローバルな視点で事象を観察、評価、判断できる能力を身につけるため、社会科学分野の基本概念を学ぶことを通じて、グローバルな視点、世界の常識を学びながら、グローバル人材としての基本的思考を確立することを目指すものです。

1月26日(木)3時限、岡山キャンパスにて、グローバル・スタディーズ入門の第15回授業がありました。履修学生は外国学科の1年生ほか45名(うち留学生18名)です。これまで学んできたことを踏まえ、学生たちがグループワークで調べたことを発表しました。1ヶ月前の第11回授業で、グループ編成(5名/グループ)と発表テーマの割り当てを行いました。26日までの1ヶ月間、各グループはネットや本などで必要な調べをおこない、発表資料を取りまとめ、発表の練習をしてきました。そして、本番では、3~4分間の発表時間で、ポイントを絞って発表しました。パワーポイントのスライドは5枚。外国学科らしく、日英バイリンガルの、テンポの良い発表もありました。

これまで、お金(貨幣)、国際経済の諸課題、多国籍企業、人口問題と社会保障、世界の教育問題などを学んできました。それらを踏まえ、発表をするわけですが、発表のテーマは、多岐にわたっています。お金がなかったらどうなるか?多国籍企業は、なぜ嫌われるのか?対外借入れをすることは決して悪いことではない。どういうことか?などでした。

留学生も含め学生たちは、このグループ発表を通じ、学びあいの楽しさ、グループでやり遂げた達成感、発表自体の楽しさを学びました。多くの学生が、「発表を通じて多くのことが学べた」と、そして、複数の留学生が、「グループで日本人学生と楽しく課題に取り組めたことは、得がたい経験だった」とコメントシートに書いています。発表することは教えること、教えることは学ぶこと。学びの多い授業になりました。