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夏季短期研修団との異文化理解交流(グローバルスタディーズ入門)

2023年6月22日
  • 教育

6月19日(月)一般教養科目のグローバルスタディーズ入門の授業に、夏季短期研修団で来日した米国フィンドレー大学並びにカナダ・オカナガン大学の学生・教職員17名が参加しました。また、外国学科のオランダからの交換留学生並びにフィンドレー大学に留学した学生も参加してくれました。せっかくの機会であるため、異文化理解の特別講義としました。普段は理論を中心とした授業が多いのですが、交流アクティビティ中心の授業としました。

まず、総勢90名を17のグループに分け、それぞれのグループで自己紹介をしてもらいました。日本人学生には事前に自己紹介を行うためのワークシートが渡してあり、英語のキーワードで自己紹介ができるように準備してもらいました。研修団の17名はみなさんオープンで、積極的に参加していただいたおかげで、各グループで拍手や笑い声が絶えませんでした。これがアイスブレークになりました。

次に、グローバルスタディーズ入門を履修している学生の代表が、看護学科、理学療法学科、作業療法学科の順で、所属学科の概要や特徴をPPTスライドを用い、英語で発表しました。事前準備の成果もあり、分かりやすい説明でした。それぞれの学科の特徴がよく表れていました。それぞれの発表が終わると大きな拍手があり、発表した学生は大きな達成感を得ました。自信がついたと思います。

その後、90名でグループ・アクティビティをしました。Scavenger Hunt(宝探し)です。5つの課題が与えられ、それぞれの課題を行い、その証拠写真を撮ってくるものです。課題には、「図書館で、指定の本または雑誌を探し、図書館司書と写真を撮る」「キャンパスにいる留学生を探し、写真を一緒に撮る」「実習室に行き、ゲストの血圧を測るか、聴診器で心音を確認する」などでした。グループのメンバーで協力して、キャンパス内を動き回りました。同じ課題を一緒に取り組むと、コミュニケーションを取り合い、グループ内に一体感が生まれます。動き回っているうちに、異文化理解を自然と学びます。

制限時間は30分でしたが、最初に戻ってきた「優勝」グループは、15分で完了でした。キャンパス内はアップダウンがきついので、メンバー全員が汗だくで戻ってきました。最後のグループも30分以内に戻ってきました。終了までの時間を惜しみ、グループ内でお互いをたたえあい、SNSの交換や、グループで写真を撮ったりと忙しかったです。

最後に、研修団のみなさんから、コメントをいただきました。良かった!楽しかった!など好意的な発言が続きました。大いに盛り上がりました。90名の参加者で記念写真を撮り終了となりました。参加者全員にとって、思い出深い経験ができたと思います。

受講した学生らからは、

  • 英語でのコミュニケーションに自信がなかったけど、高校までの英語でもコミュニケーションが取れて嬉しかったし、楽しかった。もう一度英語の勉強を始めたい。
  • 英語に不安があったけど、カタコトでも通じて嬉しかった。
  • 何を話したらいいか緊張したけど日本のアニメの話題や、クラブの話題で盛り上がって、楽しかった。
  • 言葉が通じない時はジェスチャーで何とかしたけど、それでも通じるんだなぁと嬉しかった。
  • コロナで交流らしい交流が今までなかったけど、初めての経験でとても嬉しかった。
  • いい経験をさせてもらったなぁと思った。
  • 自分も海外に興味を持った。

といった感想が聞かれました。