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【外国学科】誰にも負けない:京セラ元社長 伊藤謙介先生の授業がありました
- 外国学科
外国語学部外国学科の授業科目「生き方」にて、京セラ元社長・会長 伊藤謙介先生による授業が、7月5日(水)に岡山キャンパス(岡山市北区)にて行われました。
伊藤先生は、授業の中で「夢を持ち、努力を重ね、執念をもって物事に取り組んで欲しい。みなさんが社会を引っ張るのです。活躍して欲しい。」と力説されました。学生の考え方次第。考え方が夢の実現を規定する。ポジティブに考える。そして、情熱が必要。自分の「生き方」をしっかり学ぶことが大切なのです、と。時代ごとに目指すものがある。それぞれの時代には、チャンスはたくさんある。みなさんにもチャンスはある。夢に向かって、みんなが必死にチャレンジすると、会社が大きくなり、日本経済にも貢献する。世界にも貢献する。創業時の京セラは社員28人の小企業だったが、7万人の大企業になった。夢を持って、みんなが日本一、世界一の企業を目指して頑張った。その「気力」「気概」が重要だった。
学生のみなさんには、「誰にも負けない努力」「誰にも負けない忍耐」「誰にも負けない執念」を、身につけて欲しい。夢と希望と継続がなければ、要は、ひとつのことを継続して極められない人が成功するわけがない。
若いみなさんは、これからの人生において自分自身の「生き方」をしっかり学ぶことが大事。そして、自分自身を客観的に見る必要があります。そのためには、大学の勉強を頑張ることも大事ですが、勉強以外でも読書を積み重ね、多くの人の話を聞き、どういう生き方をするのかしっかり考える必要がある。知識だけではなく、「人間味」のある社会人を目指して欲しい。集団暗愚にならないよう、問題意識を持ち続けて欲しい。人生には取り返しがつかないことが多い。だからこそ、生き方の勉強をおろそかにするわけにはいかない。
みなさんの人生が充実したものになることを願っていますと、伊藤先生から、厳しくも心温まるエールを学生たちはいただきました。
外国語学部外国学科では、「先達に学ぶ、人生のより良い『生き方』」をテーマとし、これまで日本を創ってきた人々、豊かで平和な社会を築いてきた人々の<生>の声を聞き、学生一人ひとりが、この国や社会のためにできることは何か、また自らが幸福な人生を送るために何をすればよいのか…など、それぞれが自分のあるべき将来について考える。そうすることで、今の自分を見つめ直すことができるようになる。また、自分の<志>を確認できるようになることを目標に、外国学科3年生の必修科目として「生き方」を開講しております。