キビコクNEWS
「グローバル・スタディーズ入門」充実した内容の成果発表で終了
- 教育
吉備国際大学では、教養科目のカリキュラム改編をすすめ、2022年度の新入生から新しい教養科目が動き始めました。全学統一教養科目「グローバルスタディーズ入門」も、その新しい科目の1つです。この科目は、グローバルな視点で事象を観察、評価、判断できる能力を身につけるため、社会科学分野の基本概念を学ぶことを通じて、グローバルな視点、世界の常識を学びながら、グローバル人材としての基本的思考を確立することを目指すものです。
7月24日(月)4時限、高梁キャンパスにて、保健医療福祉学部3学科の1年生を対象としたグローバル・スタディーズ入門の第15回授業(最終回)がありました。履修学生は1年生73名です。これまで学んできたことを踏まえ、学生たちがグループワークの成果を発表しました。1ヶ月前の授業で、グループ編成(4-5名/グループ)と発表テーマの割り当てを行いました。今回は学科混成のグループ分けにしました。24日までの1ヶ月間、各グループはネットや本などで必要な調べをおこない、発表資料を取りまとめ、発表の練習をしてきました。そして、本番では、3分間の発表時間で、ポイントを絞って発表しました。パワーポイントのスライドは5枚。いくつかトラブルはありましたが、16グループすべて発表を終えました。学生のみなさん、お疲れさまでした。
これまで、お金(貨幣)、国際政治経済の諸課題、多国籍企業、人口問題と社会保障、世界の教育問題などを学んできました。それらを踏まえ、発表をするわけですが、発表のテーマは、多岐にわたっています。お金がなかったらどうなるか?多国籍企業は、なぜ嫌われるのか?対外借入れをすることは決して悪いことではない、どういうことか?自由貿易のメリット、デメリットは?携帯電話を利用した送金システムmPESA、などでした。
履修学生たちは、このグループ発表を通じ、学びあいの楽しさ、グループでやり遂げた達成感、発表自体の楽しさを学びました。発表することは教えること、教えることは学ぶこと。学びの多い授業になりました。