吉備国際大学
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【硬式野球部】中国六大学野球春季リーグ「優勝」

2024年5月27日
  • スポーツ社会学科

4月6日に開幕した令和6年度中国六大学野球春季リーグ戦は、5月27日(月)、全日程を終了し、吉備国際大学硬式野球部は、2013年春季以来(20季ぶり)の2度目のリーグ制覇(優勝)を成し遂げました。

5月25日から、岡山県倉敷市にある「倉敷マスカットスタジアム」で始まったリーグ最終週、吉備国際大学、東亜大学、周南公立大学の3大学が同じ勝ち点で並び、いずれもがリーグ優勝の可能性がある大混戦でした。吉備国際大学が優勝する条件は、最終週の周南公立大学に2回勝利し勝ち点を挙げること。そして環太平洋大学が東亜大学に2回勝利することで、東亜大学が勝ち点を伸ばすことができない場合でした。

周南公立大学との対戦となった最終週は、5月25日の初戦に勝利し、翌26日は敗戦。こうして迎えた今季最終戦は、エース桑嶋洋輔投手(スポーツ社会学科4年)がマウンドへ。1回表先頭打者にヒットを浴びますが、後続を抑え0点の立ち上がり。そして、2回裏の吉備国際大学の攻撃、宮崎剛選手(スポーツ社会学科4年)の放った一打で先制点を挙げ序盤リードで試合は進みました。しかし、4回表、ノーヒットながら1点を失い同点となり、試合はそのまま膠着状態の0が並ぶ展開となりました。

試合は終盤、8回裏、吉村連太選手(スポーツ社会学科4年)が相手エラーにより出塁すると、続く尾崎中選手(スポーツ社会学科2年)も相手エラーによる出塁で、さらにチャンスが拡大。スタンドの応援席からは、この日も「盛り上がりが足りない」コールが場内に響き渡りました。ここで、バッター福島来依選手(スポーツ社会学科4年)の放った一打はセンターへと飛び、これが犠牲フライとなって吉村選手がホームインし、これが決勝点となりました。

最終9回のマウンド、桑嶋投手のピッチングはこの日も冴え渡りました。2アウトととなり、この回4人目の打者を相手に投げた、この日130球目(今季1024球目)、相手打者のバットは空を切り、ボールは福島捕手のミットへ吸い込まれ三振バッターアウト、この瞬間ゲームセットととなり、2対1で吉備国際大学は最終戦に勝利し、勝ち点を挙げました。

試合を観戦した吉備国際大学の学生は、「感動しました。」と勝利の喜びをコメントしてくれました。また、ある選手の母親は「よくがんばりました。この勝利はすごくうれしいです。」と話していました。

なお、この時点では、まだ優勝は決定しておらず、続く環太平洋大学と東亜大学の試合にすべての結果は委ねられました。

環太平洋大学と東亜大学の試合は一進一退の攻防が繰り広げられ、9回終わって同点。決着は延長タイブレーク(ノーアウトでランナー1・2塁から攻撃開始)へと突入しました。10回表、東亜大学の攻撃は0点で終了し、10回裏の環太平洋大学の攻撃へと試合は進みました。1点入れば、環太平洋大学のサヨナラ勝利という状況、そして吉備国際大学のリーグ優勝となる状況となりました。

そして、歓喜の瞬間はほどなく訪れました。環太平洋大学が得点を挙げ、試合終了。この瞬間、吉備国際大学の20季ぶり2度目の優勝が決定したのでした。

その後、行われた閉会式では、最高殊勲選手賞に桑嶋投手(ベストナインにも選出)、福島捕手と吉村遊撃手がベストナインに選出されました。

さらに、閉会式後、選手たちは羽野監督のまわりに集まりました。そして、大きな掛け声とともに、胴上げが始まり、羽野監督が倉敷マスカットスタジアムの宙に舞いました。

2024年のチームスローガン「Win the Game」を掲げ、快進撃を続けた吉備国際大学硬式野球部。選手たちの眼差しは、6月10日から東京で開幕する「第73回全日本大学野球選手権」へと、早くも向いています。吉備国際大学は大会2日目の6月11日、東京ドームで行われる第2試合に登場し、東日本国際大学との一戦です。

引き続き皆様の熱い声援を、どうかよろしくお願いいたします。

試合の詳細や結果などは、下記リンク「中国地区大学野球連盟」のホームページをご覧ください。
組み合わせや試合日程などの詳細は、下記リンク「全日本大学野球選手権大会」のホームページをご覧ください。