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淡路島なるとオレンジがNHKで放送されます

2024年5月31日
  • 報道関係
この度、農学部の設置当初から研究に取り組んでいた『淡路島なるとオレンジ』がNHKの番組”朝イチ”で取り上げられます。
放送予定:6月6日(木)午前8時15分から
(有事などの状況によって、放送の中止や放送時間の短縮があります)

淡路島なるとオレンジは、なると(=鳴門)という名前が付くため、徳島県とよく間違えられますが、およそ300年前に淡路島で発見された柑橘です。名前の由来からも面白い歴史が紐解くことができ、とても魅力的な柑橘です。その味は、ほとんど品種改良がされておらず300年前から変わっていないと考えられます。酸味が強く、ほのかな苦味が特徴です。また、果皮には特有の香りがあるためその風味に虜になる人が多いです。(筆者もその一人)
しかし、その生産量は最盛期の数%ほどにも激減しており、“幻”の柑橘と呼ばれています。

農学部は”農業”のイメージが強いかもしれませんが、その分野は幅広く、育種、病理、食品加工、経済、森林保全、水産、海業など様々な研究をするところです。本学部ではその強みを活かし、淡路島原産の貴重な柑橘を多角的な視点で研究し、幻ろしの柑橘“淡路島なるとオレンジ”を再興するために尽力しています。

今回、NHKあさイチの番組の中で淡路島なるとオレンジについて取り上げられることになりました。番組内では、ダイドードリンコ株式会社と共同開発した“香る自動販売機”の香りを吹き出す装置が登場します。特有の香りを塩野香料株式会社の協力のもと明らかとして、いつでも香りを楽しんでもらうためにそのデータを元に人工香料を開発しました。

農学部のキャンパスには香りを楽しむことができるその自動販売機があります。来られた際は、是非、素敵な香りを体験してください。


もっと詳しい情報を知りたい方はこちら
•淡路島なるとオレンジの情報サイト
http://orange.kiui.ac.jp/

•NHKあさイチ番組HP
https://www.nhk.jp/p/asaichi/ts/KV93JMQRY8/