キビコクNEWS
米国・ブラジル・カナダ夏季短期研修団との異文化理解交流(グローバル・スタディーズ入門)
- 教育
7月1日(月)一般教養科目のグローバルスタディーズ入門の授業に、夏季短期研修団で来日した米国フィンドレー大学、ライト州立大学、ブラジル・パラナ・カトリカ大学、パラナ連邦大学並びにカナダ・オカナガン大学の学生・教職員37名が参加しました。また、外国学科の米国および韓国からの交換留学生、フィンドレー大学に留学した学生も参加してくれました。せっかくの機会であるため、異文化理解の特別講義としました。普段は理論を中心とした授業が多いのですが、交流アクティビティ中心の授業としました。
まず、総勢150名を25のグループに分け、それぞれのグループで自己紹介をしてもらいました。日本人学生には事前に自己紹介を行うためのワークシートが渡してあり、英語のキーワードで自己紹介ができるように準備してもらいました。研修団の37名はみなさんオープンで、積極的に参加していただいたおかげで、各グループで拍手や笑い声が絶えませんでした。これがアイスブレークになりました。
次に、グローバル・スタディーズ入門を履修している学生の代表が、看護学科、人間科学学科理学療法学専攻、作業療法学専攻、心理学専攻の順で、所属学科・専攻の概要や特徴をPPTスライドを用い、英語で発表しました。事前準備の成果もあり、分かりやすい説明でした。それぞれの学科の特徴がよく表れていました。それぞれの発表が終わると大きな拍手があり、発表した学生は大きな達成感を得ました。自信がついたと思います。
その後、150名でグループ・アクティビティをしました。Treasure Hunt(宝探し)です。9つの課題が与えられ、それぞれの課題を行い、その証拠写真を撮ってくるものです。課題には、「図書館で、指定の本または雑誌を探し、図書館司書と写真を撮る」「キャンパスにいる留学生を探し、写真を一緒に撮る」「実習室に行き、ゲストの血圧を測るか、聴診器で心音を確認する」「骸骨モデルと一緒に、担当の先生と写真を撮る」などでした。グループのメンバーで協力して、キャンパス内を動き回りました。同じ課題を一緒に取り組むと、コミュニケーションを取り合い、グループ内に一体感が生まれます。動き回っているうちに、異文化理解を自然と学びます。制限時間は30分でしたが、最初に戻ってきた「優勝」グループは、28分で完了でした。キャンパス内はアップダウンがきついので、メンバー全員が汗だくで戻ってきました。授業終了までの時間を惜しみ、グループ内でお互いをたたえあい、グループで写真を撮ったりと忙しかったです。
最後に、研修団のみなさんから、コメントをいただきました。良かった!楽しかった!吉備国際大学の学生が何を学んでいるのかよくわかったなど好意的な発言が続きました。大いに盛り上がりました。150名の参加者で記念写真を撮り終了となりました。参加者全員にとって、思い出深い経験となりました。