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地方で活躍する企業「一畑電気鉄道株式会社」社長による講演が行われました

2015年11月19日
  • お知らせ
社会科学部経営社会学科では、基礎演習の授業において、学生らに社会の様々な取り組みを学べるよう教育を実施しています。そこで、11月13日には,地域で活躍する企業「一畑電気鉄道株式会社」の代表者を講師に招き,特別講演を開催しました。

日 時:平成27年11月13日(金) 16:50~18:20
場 所:吉備国際大学高梁キャンパス 5号館 511講義室(高梁市伊賀町8)
講演者:一畑電気鉄道株式会社・代表取締役社長 今岡 和志 氏
演 題:「映画になった地方企業の物語」

島根県松江市に本社のある「一畑電気鉄道株式会社」は、鉄道事業をはじめ、路線バスやタクシーなど地域に根ざした交通機関として重要な役割を果たしており,また、県内初の百貨店・国際観光ホテルの創業に加えて,建設業などの新しい事業にも取り組んでいる企業です。
そして,2010年公開の映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で舞台となった企業です。本年10月25日のNHK放送『中井精也のてつたび』においても,一畑電車がテーマに取り上げられるなど,何かと話題性のある企業です。

講演当日には,まず,講師である今岡氏が社長就任までに様々な部署で,重要な節目の時期に経営改革の業務を経験したことの紹介がありました。企業説明では,会社の歴史に始まり,現在では一畑電気鉄道株式会社が事業持株会社となって、一畑グループとして島根県東部を中心に事業展開している,山陰有数の企業集団であることがわかりました。
さらに,グループ若手社員の声として,一畑グループで働くことの誇りややりがいなどを聞かせてもらったり,この企業が求める人材像について学生に向けた話がありました。

聴講した経営社会学科1年生から,次のような感想が聞かれました。
「経営者から直接話を聞けたことは大学の講義とは違う説得力のようなものを感じた。自分たちが社会に出たときに役に立つような話もたくさんあったので,これからの自分に役立てていきたい」
「いい会社こそ,昔で苦労して改善していって現在に至っていると思う。地域企業で島根の活性化を進め,かつお客様へのサービスを提供していることは凄いと思った」
「都会に移住していく若者が多い中,地方はふるさとの活性化のために映画に関わったり,地域の特産品を出して地域の魅力を全国に伝えていることが分かった。一畑グループは島根県の自然,歴史,文化,食などを大切にしていて地域のために活躍している会社というのがよく分かった。」
「これまでは都会生活での就職を希望していたが,この講演を聴いて地方企業の良さに気づき,地方で就職するのも良いなと思った。」


関連リンク:社会科学部経営社会学科

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