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【看護学科】高梁市子育て支援センターで学生らがユニークな子育て支援の活動を実践しました
- 看護学科
11月12日(火)に高梁市子育て支援センターで学生4名が実習をさせていただきました。
今回の健康教育のテーマは「かんたん たのしく リフレッシュ!」ということで子どもの成長記録にもなる”お花手形アート”を作成しました。
数年以上前から、お母さんのメンタルヘルスの不調が問題視されています。そして、ここ数年前からお父さんもお母さん同様にメンタルヘルスの不調が問題視されています。学生たちは、お父さんお母さんが、健康で子育てができるためにどうしたらよいか、子育てをしながら子ども一緒に気分転換を図り、お母さんやお父さんの大変さが少しでも軽減できる方法を何度も検討し、企画に至りました。
子育て支援センターの保育士の先生や高梁市の保健師さんにもご協力をお願いし、無事にお花手形(足形)アートを完成させることができました。
参加者の方からは、「細かい作業で集中して取り組めて嬉しい」、「簡単で、子ども一緒に楽しくできた」、「今まで作ったことがなくて、子どもの成長が残せてうれしい」、「リフレッシュできた」ととても嬉しいお声をいただきました。
作成中も参加者の皆さんは、笑顔が絶えず、アート作品を作りながら子育てのお話や情報交換をされていました。
学生も参加者の方々の嬉しい表情や笑顔を見ることができ達成感に満ち溢れていました。また、先輩のお母さんからの育児の経験談は、学生にとってもこれからの人生の勉強にもなりました。
本学の保健師養成課程の魅力は、「地域に根ざした教育」です。全国的な社会問題やその地域での健康に関する課題について考え、行政の取り組みを知り、学ぶカリキュラムを構成しています。
座学での知識だけではなく、地域に出て、地域住民の求めている支援は何か?、どんな困りごとを抱えているのか?といったことを地域住民の方々からたくさんのことを教えていただいています。そして、教えていただいたことから目的を明確にして、目的に沿った内容を何度も検討を重ねています。
この積み重ねが、このような実習の場で最大限に発揮するだけではなく、将来看護職としての必要な専門的な知識や看護技術に生かせると思っています。