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【外国学科】岡輝公民館異文化交流イベントに参加しました

2024年12月26日
  • 外国学科

本学岡山キャンパスが所在する地域にある、岡輝公民館では、居住する外国人(留学生を含む)と地域住民の交流を円滑なものとするため、外国人居住者にも分かる「かんたんな日本語」という講座を実施されてます。その講座の受講生のみなさんから講座で学んだことを実践したいとの要望があり、外国学科有志が留学生と共に協力させていただくことになりました。

12月26日(木)に岡輝公民館を会場として、異文化交流イベント「もういくつ寝るとお正月」のイベントが開催され、講座受講生並びに一般参加の子どもさんなど15名が参加されました。外国学科の留学生(ロシア、スリランカ)・交換留学生(韓国、オランダ)6名、日本人学生7名の計13名が参加しました。日本人学生は朝から会場等の準備をし、イベントの運営などを担いました。公民館近くの岡山南高校の生徒2名もボランティアとしてイベント運営に参加してくれました。

冒頭、岡輝公民館から開会のあいさつがありました。そして、お昼ごはんでした。岡輝公民館のサークル「岡輝麺’s倶楽部(こうき麺(メンズ)クラブ)」のみなさんが留学生のみなさんに「年越しそば」を堪能してほしいと、朝から手打ちそばをつくっていただき、みんなでゆで立てのそばをいただきました。手巻きずしもふるまわれ、手巻きずしの作り方、食べ方を参加者が和気あいあいと教えあい、こしのあるそばと共に楽しくいただきました。楽しく食事をすることは、効果的なアイス・ブレークとなり、参加者全員の心の壁を取り払ってくれました。

引続き、外国学科の学生から、世界のお正月の紹介をしました。インドネシア、韓国、スリランカ、ベトナム、ネパール、ロシア、オランダのお正月の料理、遊び、文化を、写真を交えながら紹介しました。ネパールのバンジージャンプ、オランダの寒中水泳、ロシアの「サンタさん」など日本人には馴染みのないことに、参加者のみなさんは驚いていました。

それから、アクティビティです。牛乳パックを利用してのコマの作成とコマ回し、福笑い(学生が作ったオリジナル)、折り紙教室(高校生担当)、けん玉、お手玉がありました。和気あいあいでした。留学生はすべて楽しんでいましたが、けん玉と福笑いは特に楽しかったようで、爆笑続きでした。留学生にとって、折り紙は難しいようで、指導してくれた高校生ボランティアに折り方の見本を見せてもらいながら、ツルを何とか折っていました。完成すると、達成感から留学生はみんな笑顔になっていました。アクティビティを通して、年齢を超え、国境を越え、みなさんが仲良くなりました。異文化理解の醍醐味です。

最後に、おなじみの「お正月」を各グループで練習し、参加者全員で合唱しました。留学生は日本人参加者に日本語の読み方、歌い方などを教わり、「お正月」が歌えるようになりました。そして、みんなで記念撮影をして終了でした。「かんたんな日本語」講座の受講生のみなさんのおかげで、留学生は楽しい時間を過ごし、日本文化を学ばせていただきました。このような機会をつくっていただいた岡輝公民館のみなさんに感謝です。

参加者のみなさんから、「良かった」「楽しかった」「また、やって欲しい」というコメント、声援があり、運営などを担った外国学科の日本人学生にとって貴重な経験となると共に、大きな励みになりました。このような地域のイベントには、外国学科としては、今後も積極的に参加すると共に、それを通じた異文化理解の促進を図りたいと考えています。