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【外国学科】地域活性をテーマとする総合学習の成果発表に参加
- 外国学科
外国語学部インバウンド通訳案内サークルと大下(朋)研究室では、倉敷の暮らしの豊かさを次世代につなぐ地域再生の取り組みをサポートする (株)暮らしき編集部と、倉敷で地元の食材を使ったオリジナル商品や町家カフェを展開し、倉敷の商家「旧原田邸」を菓子工房に再生させた(有)くま(代表取締役社長 辻信行氏)のもと、イベントの企画・運営、通訳案内などに取り組んでいます。
倉敷の「地域留学」(地域の仕事や暮らしを体験するツアー)を運営する(有)くまと地元教育機関との連携をモデルに、北秋田の義務教育学校阿仁学園(小中一貫校)、AIU、地元事業者が連携して地域留学がスタートしています。先日、阿仁学園7~9年生(中学1~3年生)向けに探求学科の成果報告会が行われ、現地の活動指導に携わった辻社長と共に、サークルメンバーもご招待いただき、幹部学生がオンラインで参加しました。
北秋田市にある阿仁は、古くから狩猟を生業とするマタギが多く暮らしてきた土地で、「マタギの里」と呼ばれています。当日は、中学生が地域活性をテーマとする総合学習の成果発表ということで、グループに分かれて、マタギの歴史と暮らし、しきたり、SDGs、熊のゆくえ、商品化などの発表がありました。商品化されたバター餅とクロモジ茶は事前に郵送して下さり、当日試食・試飲をさせていただき、学生が「マタギの健康を支えていたお菓子とお茶をいただき、活力がわいてきました」とコメントする場面もありました。自信と誇りを持って、活き活きとプレゼンする生徒たちの姿に、大学生たちも魅了されていました。
秋田犬ツーリズムの皆さま、阿仁学園の皆さま、事業者の皆さま、このような貴重な機会にお声がけ下さり、誠にありがとうございました。今後も地域間、学校間の交流を深め、地域活性化に向けた取り組みに活かして行けたらと考えております。