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【外国学科】2024年度「課題解決演習」の授業報告

New 2025年3月25日
  • 外国学科
 本学は「多様な社会課題に関する知識を習得するための情報収集を行い、その課題解決のプロセスを経験する」ことをテーマに、必修科目「課題解決演習」を開講しています。外国学科では、2025シーズンからのJ1昇格を果たしたファジアーノ岡山のボランティアスタッフとして、今年度も40名弱の学生が参加させていただきました。
 学生たちは、春からボランティア活動に参加し、ホームゲーム運営上の課題を発見し、グループに分かれてその解決策などを話し合いました。グループワークには、ファジアーノ岡山スポーツクラブの植田様、澤口様にご参加いただき、プロの目線で学生たちの企画立案を指導していただく貴重な機会となりました。
 学生からは「ボランティア活動への若者の参加が少ない」などの課題が挙げられ、日本人だけでなく、留学生も一緒になって熱心に話し合っていました。
 最後は、成果報告会を実施し、グループ毎にその成果発表を行いました。

 学生たちからは「課題を発見するという活動が初めてだったから、課題を見つけることすら難しかったが、今後も、必要な力だと分かったので、課題発見力や解決力を習得できるよう努力していきたい。」、「グループワークの際、ファジアーノ岡山の方から直接アドバイスをいただいた。そのため、自分の疑問が解消でき、企画案を出しやすくなった。社会に出てからも課題解決の力は必要で、周りの方々に相談しながら、物事を進めていくことの大切さに気づくことができた。」、「新しいアイディアや企画が、課題を発見することから生まれることが分かった」といった声が聞かれました。

 また、留学生からも「チームワークや問題解決力を向上させる貴重な経験となった。地域社会に貢献することの意義を改めて実感したと同時に、自分自身の成長にも繋がる演習だった。」「ファジアーノ岡山のボランティアに参加して、一人の力で大きな事を成し遂げることは難しいが、多くの人が協力すれば、それを実現できることを実感した。お互いが協力し合うことが大きな一体感となって夢を実現できることが分かった。」「ボランティアリーダーやスタッフから仕事における責任感を学んだ。」などの意見があり、学生たちの成長を感じることができました。

 演習を通して、地域社会に積極的に参加し、地域の人々とふれあい、社会に貢献できる姿勢と、課題発見力・解決力を身に付けて欲しいと思っています。

 2025年度も同科目の演習先としてお世話になります。これからもチーム一丸となって、地域の人々の夢と感動を与えてください。J1昇格、本当におめでとうございます!!