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【経営社会学科】学生が学修成果を発表−日本ビジネス実務学会 中国・四国ブロック研究会で活躍
- 経営社会学科
▲前列左から、表彰状を持つ、王さん、下岡さん、金高さん
8月28日(木)・29日(金)、日本ビジネス実務学会 第42回中国・四国ブロック研究会が本学岡山キャンパスで開催されました。本学からは学生によるプレゼンテーションとして、経営社会学科の学生3組(5名)が日頃の取り組みを学修成果として発表しました。
井勝ゼミの金高まりあさん、CITRA INKA PUTRI(チトラ・インカ・プトリ)さん、KEU SOPHORS(クー・ソッポア)さんが「多文化共生社会に向けた取り組みとその効果」というテーマで発表を行い、代表の金高さんが発表を担当しました。内容は、昨年10月に開催したワールドフェスティバルの取り組みについて、実行委員長を務めた金高さんが学修成果としてまとめたものです。
また、大西ゼミの王栗(オウ・ゾク)さんは「中国山西省太原市における地域活性事例について」と題し、出身地である山西省太原市での地域活性化の取り組みを紹介しました。同じく大西ゼミの下岡希空さんは「自己変容を視点にしたフリーコーヒー実践報告」と題し、本学高梁キャンパスをはじめ、淡路キャンパス、高梁市役所、雲海展望台、商店街などでの実践内容を報告し、この活動を通じて自身に生じた大きな変化についての成果発表としました。
同時に、本学教員の福本章先生と大西正泰先生が共同で、「キャリア教育の学修成果を踏まえたビジネス実務との関係についての一考察」および「フリーコーヒー実践報告―模擬起業としてのフリーコーヒーの可能性―」の2件の研究発表を行いました。特にフリーコーヒーの実践報告においては、学生による学修成果発表を受け、大学教員の立場から、ビッグファイブ理論(「外向性」「誠実性」「調和性」「開放性」「神経質傾向」の5因子による測定)や実践共同体論(熟達学習、越境学習など)を背景とした研究が示されました。
今回の学会は本学岡山キャンパスで開催されたこともあり、教員のみならず学生にとっても学修成果を発表する身近なチャレンジの場となり、貴重な実践学修の機会となりました。
▲発表する王さん
▲発表する下岡さん
▲表彰状を受け取る金高さん