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【看護学科】支援者向け「身体的フレイル予防の実践講座を開催」
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2025年9月20日
- 看護学科
本学では先日、「身体的フレイル予防の実践講座」と題した特別講座を開催しました。今回は、経験豊富なパーソナルトレーナーである守屋 友博(もりや ともひろ)先生を講師にお招きしました。
講座には、将来保健師を目指す看護学生をはじめ、本学の教員、そして地域住民の健康を支える高梁市の保健師さんの方々が参加しました。
フレイル予防は、今や高齢者だけの課題ではありません。健康寿命を延ばすためには、若者世代から運動を習慣化することが重要です。
講座は、単なる知識の習得にとどまらず、参加者自身が体験を通じて深く学ぶことができ、子どもから高齢者まで、あらゆる世代が楽しく運動を続けられる方法についても学ぶことができる構成でした。なぜ運動が必要なのかという理論から、運動を始める方への声かけや配慮、運動を継続してもらうための具体的な方法について、グループワークを通じて活発に議論しました。その後、守屋先生による専門的な筋力トレーニング指導を実際に体験しました。参加者は皆、和やかな雰囲気の中で楽しみながら体を動かし、運動の楽しさを実感している様子でした。
この講座の大きな目的は、地域住民に運動を推奨する立場の専門職が、「効果的で、かつ楽しい運動」を自ら体験することです。これにより、支援する側とされる側の両方の視点を獲得し、地域住民の気持ちに寄り添った支援につながり、継続可能な支援につなげることを目指しています。
今回の学びと経験が、参加者それぞれの今後の学習や地域活動に活かされることを願っています。