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【経営社会学科】ひらめきを形に―「市民プログラミング」への第一歩 学生が講師となりプログラミング体験イベントを高梁市図書館で開催【竹岡ゼミ】

New 2025年11月6日
  • 経営社会学科

▲高梁市図書館にて「君のひらめきが形になる プログラミング体験!」イベント会場の様子

▲講師を務める経営社会学科3年生・西崎来実さん(スクリーン横)

■2025年10月19日(日)、経営社会学科:竹岡ゼミ(竹岡志朗 講師)では、高梁市図書館にて、経営社会学科3年生・西崎来実さんが講師となり「君のひらめきが形になる プログラミング体験!」を開催しました。本イベントは、プログラミングに初めて触れる方を対象とした超初心者向け講座で、近年最も人気の高いプログラミング言語「Python」を使用しました。
授業では、文字出力の基本構文から始まり、最終的には生成AIを活用したWebアプリ制作に挑戦。

■参加者は2チームに分かれ、Aチームは「カリスマ・スタイリストが予定に合わせて服装を提案するアプリ」を、Bチームは「授業に出席するか欠席するかをAIが提案するアプリ」を制作しました。
Aチームのアプリはアクセサリーやバッグまで提案してくれる完成度の高さで会場を驚かせ、Bチームのアプリは「明日は欠席」とユーモラスな提案を出し、笑いと拍手が起こりました。

■講師を務めた西崎さんは、変数の説明に実際の「箱」を使うなど、プログラミングを身近に感じてもらえるよう工夫を凝らしました。
参加者からは「説明がとても分かりやすい」「就職活動でも活かせそう」などの感想が寄せられ、好評のうちに終了しました。

■参加者は6名と小規模ながら、70代の方も参加され、幅広い世代のプログラミングへの関心の広がりを感じる機会となりました。

■Pythonのような言語や生成AIの進歩により、短時間でも成果を実感できる時代が到来しています。
Pythonという言語は、今回わずか3時間のイベントでWebアプリを作成できたように、シンプルな記述でプログラムを書くことを可能にしてくれます。
このような技術の発展と生成AIの進歩のおかげでプログラミングのハードルは本当に下がっています。竹岡ゼミでは、多くの人が運動を楽しんでいる「市民マラソン」のように、多くの人がプログラムを書いて、みんなでそれを楽しめる「市民プログラミング」のような時代がくればいいなと思い、今回のイベントを企画しました。インターネットの登場で誰もが情報の発信者になることができるようになったのと同様に、誰もがプログラムを書けるようになると、誰もがエンターテインメントの制作者になることができる、それは楽しい社会ではないでしょうか。本イベントでは、誰もが気軽にコードを書き、ものづくりを楽しむ「市民プログラミング」の可能性と手応えを得ることができました。
今後も本学では、学生が主体となって地域社会と協働し、新しい学びと創造の場を広げていきます。

参考:清水亮氏「初心者AIハッカソン」企画をもとに本講座を構成 https://wirelesswire.jp/2025/01/88020/

▲Aチーム「カリスマ・スタイリストが予定に合わせて服装を提案するアプリ」制作に挑戦するメンバー

▲Bチーム「授業に出席するか欠席するかをAIが提案するアプリ」制作に挑戦するメンバー

▲完成したアプリの成果発表をする参加メンバー