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【経営社会学科】【就職・キャリア】 総社商工会議所青年部 第19代会長・Sails Consulting代表 小川幸広 氏がゲスト講師として登壇―経営者・保育園園長の視点から語る、地域と人を育てるリーダーシップ
- 経営社会学科
▲小川 幸宏 氏 自己紹介から始まり、特別講義スタート
▲経営コンサルタントと組織の代表の立場から、プロフェッショナル人財となるため視点を講義
2025年11月12日(水)、吉備国際大学経営社会学科「リーダーシップと経営者」(担当:福本 章 教授)において、特別講義を実施し、ゲスト講師として総社商工会議所青年部第19代会長であり、Sails Consulting代表の小川幸広 氏をお迎えしました。
本講義は、経営学におけるリーダーシップ論の視点から、学生が地域産業の実態や経営者の現場感覚に触れ、地域への理解と愛着を深めるとともに、将来のキャリア形成に役立てることを目的としています。
▲特別講義中の授業風景 当日は68名の学生が聴講
小川氏は、不動産業の総社土地開発株式会社の取締役を務めると同時に、社会福祉法人真美会スマイル保育園の園長として保育現場を統括されています。また、中小企業診断士・MBAホルダーとしての知見を活かし、Sails Consulting代表として地域の企業支援や人材育成に幅広く携わるなど、多面的に地域の発展に貢献しておられます。さらに現在は、上智大学の同窓会組織である岡山ソフィア会の会長として、母校の卒業生ネットワークにも尽力されています。
講義では「プロフェッショナルを目指す上で、利害関係のない人脈を持つことの重要性」について強調されました。「分野や立場を超えて“とりあえずあの人に聞いてみよう”と思ってもらえるような存在になることが、信頼を得るリーダーへの第一歩」と語られ、学生にとって非常に実践的な示唆となりました。
▲プロフェッショナル人財となるため視点を講義する小川幸宏 氏
講義冒頭では、「ダイエットとリバウンドも趣味」と語るなどユーモアあふれる自己紹介もあり、学生との距離を一気に縮める場面も見られました。そうした人間味あふれる姿勢もまた、リーダーに求められる魅力の一つであることを体現されていました。
最後に、「人から好かれ、可愛がられる人のほうが、より早く、より大きく実践力を身につけることができる」とのメッセージを学生に贈られました。
吉備国際大学では、「学生一人ひとりのもつ能力を最大限に引き出し、社会に有為な人材を養成する」ことを理念に掲げ、今後も地域産業との連携を深めながら、実践的な教育を通じて“社会で輝く力”を育ててまいります。




