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【外国学科】キャンパス共演、奏でる音は……! 岡山と南あわじ志知の軽音サークルが異例のコラボ、第9回くにうみ祭
- 外国学科
吉備国際大学南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市)で15日に開かれた学園祭「第9回くにうみ祭」で、南あわじ志知と岡山キャンパスの二つの軽音サークルが合同ライブを行いました。両キャンパスは150キロ以上離れ、日常の交流は難しい中、ライブではそれぞれの持ち味を発揮する音色を奏で、聴衆を魅了しました。
岡山市中心部に位置して都会的な「まじめさ」が漂う岡山の軽音サークル。対して、南あわじ志知の軽音サークルは鳴門の渦潮にほど近く「力強さ」がモットーです。タイプの違う両サークルのコラボは今年春に企画が持ち上がり、調整を重ねて実現にこぎつけました。
この日は午後1時すぎから、南あわじ志知キャンパス体育館の特設会場で演奏を始め、まず岡山のメンバー5人がZARDの「負けないで」など4曲を熱演。その後、岡山のサークル部長末廣成美さん(3年)が南あわじ志知のサークル部長前田星那さん(2年)らに加わって演奏に入り、ヨルシカの「言って。」など4曲を披露しました。途中、ベースを肩からかける末廣さんのストラップが外れる緊急事態が起きましたが、末廣さんはとっさに床に座り込んでベースを支えて演奏を続行。この機転に、仲間らから大きな拍手が送られました。盛り上がったステージは、ソロ演奏を含む南あわじ志知のライブで締めくくられました。
開始前、「かましたい(衝撃を与えたい)」と意気込んでいた両部長。終了直後、岡山の末廣さんは「まさかのハプニングだったが乗り切れました。コラボ自体は息もぴったりで楽しく、大成功でした」と笑みを見せていました。淡路島に前日入りして準備したといいます。
一方の南あわじ志知の前田さんは「この日を待っていただけに、パワフルに取り組めました。キビコクの仲間同士、とても良いライブができました」と満足な表情で話していました。当初は高梁キャンパス軽音サークルも参加を予定しましたが都合でかなわなかっただけに、岡山、南あわじ志知のメンバーらは、「次回は夢の3キャンパス共演を果たしたいです」と意気込んでいます。
この日のステージには、岡山から留学生を含む学生6人と教員1人が早朝からバスで駆けつけて応援しました。




