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【活動報告】有漢イングリッシュキャンプ2025を開催しました
- 経営社会学科
吉備国際大学社会科学部経営社会学科・大西正泰研究室では、11月16日(日)に高梁市有漢地域で4年目となる「有漢イングリッシュキャンプ2025」(主催 有漢イングリッシュキャンプ実行委員会2025)を開催しました。このイングリッシュキャンプは、有漢公民館を中心とした5つの公民館と高梁市国際交流協議会の協力のもとで行われました。当日は小学生から大人まで幅広い世代が参加し、学生・地域・留学生が一体となって学びと交流を生み出す一日となりました。
今回、講師として活躍したのは研究室の学生たちです。
3年生の新田さんは、明るい声と柔らかな対応で子どもたちから大人気。場を温める力が抜群で、ゲームも自然に盛り上がっていきました。
スリランカ出身のイシャーラさん(2年生)は、母国の大学を卒業後、日本で学び直す努力家。英語・日本語の両方で丁寧にサポートし、参加者から安心感のある指導だと声が上がりました。
同じくスリランカ出身のシャーニカさん(3年生)は、伝統舞踊の指導者というユニークな経歴を持ち、当日も本場の舞を披露してくれました。動きのひとつひとつが美しく、子どもたちも大人も魅了されていました。
イベントを支えてくださった地域の方々の働きも大きな力となりました。
司会進行には、高梁市空き家コンシェルジュの山縣麻理子さんが参加し、明るいトークで会場を一つにまとめてくださいました。カメラマンとして地域おこし協力隊の矢田里菜さんにも同行いただき、当日の生き生きとした瞬間を写真に残していただきました。
そして、今回のキャンプを成功へ導いた中心人物が、有漢町公民館の湯浅未子館長です。地域との調整から会場準備、当日の進行サポートまで、いちばん近い場所で学生の挑戦を支えてくださいました。湯浅館長の存在があってこそ、子どもたちも参加しやすく、学生たちも安心して活動に取り組むことができました。
当日は宝探しゲームやジェスチャーゲーム、ダンスタイムなど、英語が苦手でも楽しめるプログラムを学生たちが企画。お昼には地域の皆さんとBBQを楽しみ、地元の食材の美味しさに笑顔が広がりました。午後にはスリランカの伝統舞踊と備中松山踊りが交互に披露され、国や世代を超えた交流が自然に生まれました。
大西研究室では、学生の学びと地域の魅力が重なりあう活動をこれからも続けていきます。今年の夏の韓国語講座に続き、留学生と日本人学生が共に企画・実践する場を広げ、地域に多文化の種をまき続けていきます。




