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留学生が地域企業を訪問 現場見学を通して日本のものづくりを体感

New 2026年4月28日
  • 就職・キャリア

吉備国際大学では、2024年より岡山県で唯一認定された「KIUグローバル就職促進プログラム」を通じて、日本での就職を目指す留学生の支援に取り組んでいます。地域企業と連携しながら、就職後のミスマッチを防ぐことを目的とした実践的な取り組みを進めています。

その一環として4月20日、社会科学部経営社会学科に在籍する留学生3名が、岡山県倉敷市にある水菱プラスチック株式会社を訪問し、生産現場の見学を行いました。

今回参加したのは4年生の3名で、同プログラムに在籍するカンボジア出身のソッポアさん、インドネシア出身のインカさん、およびスリランカ出身のニメーシュさんです。事前に企業の単独説明会に参加したことをきっかけに関心を深め、今回の訪問が実現しました。

見学では、自動車部品の製造工程や各部門の仕事内容について、約2時間にわたり説明を受けながら現場を回りました。生産現場では多くの工程が自動化されており、少人数でも効率よく作業が進められている様子が見られました。一定のリズムで稼働する機械や、正確に流れる生産ラインからは、日本のものづくりにおける高い技術力と品質へのこだわりが感じられます。

また、自動車の内装部品やバンパーは、約3mmのプラスチック粒から成形され、検査・梱包まで一貫して行われており、製品が完成するまでの工程を間近で見ることができました。日常生活に欠かせない自動車産業の重要性や、それを支える現場の工夫を実感する貴重な機会となりました。

水菱プラスチック株式会社 管理部の小銭様は、「実際に現場を見ることで、会社の雰囲気や社員の働く姿に触れ、将来の仕事について考えるきっかけにしてもらえれば嬉しい」と話されました。

見学を終えた学生からは、それぞれ印象に残った学びが語られました。

 ソッポアさんは「検査部門では、一つひとつの部品を丁寧に確認する姿が印象的でした。一人ひとりの責任感や働く姿勢が会社の信頼につながる重要性を改めて実感しました。また、広い事務所で多くの社員が連携しながら生産現場を支えている様子も印象に残りました」と振り返りました。

 インカさんは「留学前に技能実習生として働いた経験がありますが、今回の見学を通して、日本のものづくりのレベルの高さを改めて感じました」と語りました。

 ニメーシュさんは「将来、日本企業で働くイメージがより具体的になりました」と話しています。

当日同行したキャリアサポートセンターの職員も、留学生と企業との交流の様子から、現場見学の機会を継続して提供する重要性を改めて感じていました。

最後に小銭様からは、「日本で働くうえで最も大切なのはコミュニケーションです。互いに理解し合うことで、課題があっても協力して乗り越えることができます」とのアドバイスがありました。

今回の企業訪問は、留学生にとって日本企業への理解を深めるとともに、自身の将来を具体的に考える有意義な機会となりました。

 今後も本学では、地域企業との連携を通じて、留学生の就職支援に積極的に取り組んでまいります。