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産学連携大学ブランドワインが完成

2020年3月18日
  • 農学部
このたび、株式会社是里ワイン醸造場(赤磐市)と吉備国際大学による、産学連携大学ブランドワインが完成し、3月17日(火)、岡山県赤磐市にある是里ワイン醸造場にて、その完成発表会を行いました。

この日の完成発表には、株式会社是里ワイン醸造場 友實 武則 代表取締役、吉備国際大学 眞山 滋志 学長、同じく 福田 惠温 農学部醸造学科長、同じく 井上 守正 農学部醸造学科教授、同じく 濱島 敦博 農学部地域創成農学科准教授が出席しました。

本学では、文部科学省私立大学研究ブランディング事業「エコ農業ブランディングによる発展的地域創成モデルの形成」プロジェクトにおいて、眞山学長 らのグループ(農学部醸造学科)が大学ブランド醗酵食品の開発をすすめてまいりました。この過程で得られた天然酵母【KIU 酵母紫苑】とブドウ(紫苑)を用いたワインについては、是里ワイン醸造場との産学連携により、2019年3月に試作品が完成しました。その後もさらなる研究開発をすすめ、2019年11月、備北広域農業普及指導センター及びJAびほくの協力によって得られた紫苑(約350キロ、主に高梁市産)を使ってワイン仕込みを行いました。

こうして吉備国際大学と是里ワイン醸造場との連携による大学ブランドの白ワイン「紫苑」が完成しました。

発表会の中で、赤磐市長でもある 友實 武則 代表取締役は、「世の中に、すばらしいものが誕生したことをお伝えしたい、ブドウを加工品にできることは、農家の皆さんの所得の安定につながり、農業を営む方々の希望となる。」とコメントしました。眞山 滋志 学長は、「産学連携のプロダクトとして、大学のブランディングのシンボルとして、いろいろな場面でこのワインを皆さまに披露したい」とコメントしました。また、会場で試飲した方からは、「すっきりとしたドライな味わいで、日本食にも合うだろう」といった声が聞かれました。

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