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キビコクNEWS
男子日本代表車いすバスケットボールフィジカルトレーナーの齊藤さん(理学療法学科卒)が本学を訪問
2021年10月4日
- 理学療法学専攻
先日開催された東京パラリンピックで、男子日本代表車いすバスケットボールチームのフィジカルトレーナーとして、同チームの銀メダル獲得にも貢献された齊藤康文さん(理学療法学科2010年卒)が、本学を訪問し、学生時代のゼミ担当教授でもあった河村学長と対談、その様子をご紹介します。
齊藤さんは理学療法士さらに障がい者スポーツトレーナーの資格を持ち男子日本代表車いすバスケットボールフィジカルトレーナーそして男子U23車いすバスケットボールフィジカルコーチとして活躍されています。
フィジカルトレーナーは選手のコンディショニング管理、疲労のケアやケガの治療、練習前や試合前のウォーミングアップ、練習後や試合後の選手のマッサージや栄養士の方などチームをサポートする様々な方との連絡・調整さらにはチーム全体のスケジュール管理(練習時間、食事時間、選手の休息時間)などその役割は多岐にわたっています。そして、試合が始まれば、選手は激しく動きぶつかり合います。フィジカルトレーナーのベンチワークは重要で、選手が怪我した時の対応や水分補給など選手から目が離せない状況が常に続くのです。
このたび、日本はこの競技において史上初めて銀メダルを獲得し、齊藤さんもその喜びと感動を選手たちと分かち合ったとのこと。
齊藤さんは、「今大会を通じて、車いすバスケットという競技が“障がい者”の競技ではなく“アスリート”の競技として観てもらえたのではないでしょうか。そのような機会にスタッフとして携われたことを嬉しく思います。今後の車いすバスケットボールの応援よろしくお願いします。次は世界の頂点に。」と語ってくれました。
学生時代、3年生から河村先生のゼミに入り熱心な研究指導を受けたという齊藤さんが学生時代のことを語ってくれました。
「理学療法士の国家試験に合格するために、大学内では厳しい試験が何度も続きました。そこで、先生方は親身になって勉強を教えてくれました。しかし、先生方は我々に、勉強しなさいと何度も強く言うことはありませんでした。むしろ我々のやりたいことを全力で応援してくれました。時には友人たちと大いに遊び、のびのびと楽しく学生生活を過ごすことができました。勉強するときはしっかり勉強し、遊ぶときは目一杯遊ぶという『メリハリ』が大事なんだと、先生方の指導の中で気づかされました。」
河村学長は、齊藤さんについて「僕のゼミでの実験・研究よりもアルバイトを優先させて欲しいと、当時3年生の彼が言って来たことがあって、4年生になれば実習や勉強が益々大変になる時だというのに、非常に驚いたのを覚えています。その時はまさか日本代表チームのフィジカルトレーナーで活躍するとは夢にも思わなかったよ。」と笑いながら語りました。
齊藤さんから理学療法士を目指す後輩や高校生に向けて、「吉備国際大学は自然豊かな環境にあって、田舎ならではの楽しさがあります。静かで勉強に集中できる環境です。先生方は親身で、学生のやりたいことを全力で応援してくれます。こうした環境もあってか、吉備国際大学の理学療法学科卒業生たちは、現場で決まりきったことをするよりも新たなことに挑戦する人が多いという特徴があります。今の自分があるのは、人とのつながり『縁』のおかげです。大学での先生との縁、そのおかげで社会に出ても様々な縁に恵まれました。大勢の先輩たちが活躍している吉備国際大学に入って、挑戦し続ける理学療法士を目指してみませんか?」とメッセージを残してくれました。
齊藤さんは理学療法士さらに障がい者スポーツトレーナーの資格を持ち男子日本代表車いすバスケットボールフィジカルトレーナーそして男子U23車いすバスケットボールフィジカルコーチとして活躍されています。
フィジカルトレーナーは選手のコンディショニング管理、疲労のケアやケガの治療、練習前や試合前のウォーミングアップ、練習後や試合後の選手のマッサージや栄養士の方などチームをサポートする様々な方との連絡・調整さらにはチーム全体のスケジュール管理(練習時間、食事時間、選手の休息時間)などその役割は多岐にわたっています。そして、試合が始まれば、選手は激しく動きぶつかり合います。フィジカルトレーナーのベンチワークは重要で、選手が怪我した時の対応や水分補給など選手から目が離せない状況が常に続くのです。
このたび、日本はこの競技において史上初めて銀メダルを獲得し、齊藤さんもその喜びと感動を選手たちと分かち合ったとのこと。
齊藤さんは、「今大会を通じて、車いすバスケットという競技が“障がい者”の競技ではなく“アスリート”の競技として観てもらえたのではないでしょうか。そのような機会にスタッフとして携われたことを嬉しく思います。今後の車いすバスケットボールの応援よろしくお願いします。次は世界の頂点に。」と語ってくれました。
学生時代、3年生から河村先生のゼミに入り熱心な研究指導を受けたという齊藤さんが学生時代のことを語ってくれました。
「理学療法士の国家試験に合格するために、大学内では厳しい試験が何度も続きました。そこで、先生方は親身になって勉強を教えてくれました。しかし、先生方は我々に、勉強しなさいと何度も強く言うことはありませんでした。むしろ我々のやりたいことを全力で応援してくれました。時には友人たちと大いに遊び、のびのびと楽しく学生生活を過ごすことができました。勉強するときはしっかり勉強し、遊ぶときは目一杯遊ぶという『メリハリ』が大事なんだと、先生方の指導の中で気づかされました。」
河村学長は、齊藤さんについて「僕のゼミでの実験・研究よりもアルバイトを優先させて欲しいと、当時3年生の彼が言って来たことがあって、4年生になれば実習や勉強が益々大変になる時だというのに、非常に驚いたのを覚えています。その時はまさか日本代表チームのフィジカルトレーナーで活躍するとは夢にも思わなかったよ。」と笑いながら語りました。
齊藤さんから理学療法士を目指す後輩や高校生に向けて、「吉備国際大学は自然豊かな環境にあって、田舎ならではの楽しさがあります。静かで勉強に集中できる環境です。先生方は親身で、学生のやりたいことを全力で応援してくれます。こうした環境もあってか、吉備国際大学の理学療法学科卒業生たちは、現場で決まりきったことをするよりも新たなことに挑戦する人が多いという特徴があります。今の自分があるのは、人とのつながり『縁』のおかげです。大学での先生との縁、そのおかげで社会に出ても様々な縁に恵まれました。大勢の先輩たちが活躍している吉備国際大学に入って、挑戦し続ける理学療法士を目指してみませんか?」とメッセージを残してくれました。