キビコクNEWS

５月16日、看護学科にて、「老年看護学Ⅱ」の授業の中で、認知症サポーター養成講座を開講しました。

認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や職域で、認知症の人や家族に対してできる範囲で手助けをする人のことです。

看護学科では、2017年度から認知症サポーター養成講座を開設し、老年看護学実習前に認知症の基礎知識や対応などを学修しています。講座では、「雪の中、素足で歩く高齢者とすれ違った」などの状況設定で、相手に安心感を与える声掛けの方法、認知症の人や家族に寄り添った対応などを５、６人のグループで協議するなど、認知症の方の対応についてグループワークを行い、発表を行います。

学生からは実習で高齢者と接するときに役立つだけでなく、街中で困っている高齢者を見かけたときに積極的に声掛けできるようになったとの声が聞かれています。

こうしてこの日、看護学科3年生34名の認知症サポーターが誕生しました。