吉備国際大学
  1. Home
  2. キビコクNEWS
  3. 地域連携
  4. 大相撲優勝額(千代の富士、昭和61年1月場所:吉備津神社所有)の 修復作業現場を一般公開しました
NEWS

キビコクNEWS

大相撲優勝額(千代の富士、昭和61年1月場所:吉備津神社所有)の 修復作業現場を一般公開しました

2022年12月19日
  • 地域連携

12月19日(月)に実施した、修復作業現場の一般公開は終了しました。

なお、本学における優勝額の修復作業は、大原秀之 文化財総合研究センター客員研究員(前センター長、専門は近現代西洋絵画の保存・修復)を中心として、2月末ごろまで実施の予定です。修復完了後は、再び吉備津神社にて一般公開される予定です。

修復現場の見学をご希望される方は、個別に対応させていただきますので、本記事下部に掲載の「入試広報室:0120‐25‐9944」までお問い合わせください。

吉備国際大学文化財総合研究センター(岡山県高梁市奥万田町)では、2022年8月より、吉備津神社(岡山市北区吉備津:1425年に再建された本殿・拝殿は国宝、全国唯一の「吉備津造り」)所有の大相撲優勝額(千代の富士、昭和61年1月場所)を同神社からの依頼により修復作業を開始しました。

平成4年に同神社に奉納されたこの優勝額(大きさは縦3.17メートル、横2.265メートルで畳5枚分)は、長らく神社境内にて参拝者に公開されておりました。しかし外気の当たる環境下にあった優勝額は、時を経て制作当初の鮮やかさを失い、このまま公開を続けると優勝額が朽ちてしまうことを危惧した同神社から、本学センターへと、再び輝きを取り戻すよう修復を託されております。

8月から始まった修復作業は、現在まで非破壊分析を行い、細部まで時間をかけて調査を行ってまいりました。こうした分析・調査を経て、ようやく修復方針そして作業工程などを検討し、いよいよ、絵そのものに手を入れられる段階を迎えつつあります。

そこで、この段階で、一般の皆様にも絵画修復の現場を公開し、絵画修復についてご理解を深めていただき、またこのたびの優勝額の大きさを体感していただきつつ、現在そして修復後の未来のイメージを想像していただく機会を下記のとおり設けました。

この機会にぜひ吉備国際大学文化財総合研究センターへお越しください。

文化財総合研究センター一般公開日時

日 時  2022年12月19日(月) 10時00分~15時00分

場 所  吉備国際大学文化財総合研究センター(高梁キャンパス13号館1階)

※駐車場もありますが、付近の道が狭いため、運転にはご注意ください。

文化財総合研究センターは、高梁キャンパス13号館1階です。下記リンク「高梁キャンパスマップ」の13番です。

また、当日の駐車場は、下記リンク「高梁キャンパス駐車場マップ」の⑤(文化財総合研究センター)、⑥(奥万田第3駐車場)をご利用ください。

問い合わせ・連絡先(平日9時~17時)