吉備国際大学
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キビコクNEWS

【外国学科】ファッションショーで地域デビュー

2023年3月6日
  • 外国学科
3月4日(土)留学生を含む外国学科学生30名は、岡山南高校で行われた地域イベント「第14回つながれ岡輝!2023」に初めて参加しました。留学生と日本人学生共同で、「アジアン民族衣装ファッションショー」を披露しました。また、学生ボランティアがイベントの円滑な運営のため、駐車場の誘導、整理を担いました。

吉備国際大学外国学科が所在する岡山キャンパスは、岡輝中学校の校区内にあります。その中学校は、地域との絆、連携を深めるため、岡輝中学校区学校運営協議会を設け、地域内の交流を推進する核となっています。毎年3月に、地域の交流イベントとして「つながれ岡輝!」を企画、実施されていました。地域住民のみなさんが多く参加するもので、保育園、小学校、中学校、高校、シニアクラブが中心となって、音楽や踊りなどを披露されていました。大人数のため、岡山南高校の体育館を会場とされてきました。コロナ禍で開催を延期していたイベントを3年ぶりに開催するに際し、本学外国学科の参加を勧奨していただきました。

外国学科のスーパー・ボランティア・サークル(SVC)の学生が中心となり、アジアの国々の民族衣装を紹介するファッションショーを企画し、スリランカ、インドネシア、ベトナムの留学生に声がけし、練習をして、「つながれ岡輝!」での本番に臨みました。民族衣装は、留学生・学生所有のもの、学科教員の所有するものを集めました。留学生がいないインドと韓国は、日本人学生が出演することにしました。

ファッションショーは、2人の学生MCの軽快な語りと音楽にのせて、スリランカ、インド、インドネシア、ベトナム、韓国の民族衣装を披露しました。まず、スリランカの留学生は男女ペア2組で、ウオーク・アンド・ポーズを華麗にこなしました。キリリとした身のこなしは好印象でした。インドの民族衣装は、日本人学生4名が着こなし、額にシンドゥール(赤い粉)をつけ、ウオーク・アンド・ポーズをしました。ベトナムの留学生3名は、それぞれ個性的なアオザイに身をつつみました。インドネシアの留学生3名は、バティックで正装しました。イスラム教国では、女性は公衆の面前で髪の毛を見せることは禁じられているため、ヒジャブを着用することを説明しました。また、1名は、純白の新婦の衣装を披露しました。この着付けには、2時間かかりました。ショーの最終組は、韓国ですが、日本人学生4名がチマチョゴリを身に付け、厳かにウオーク・アンド・ポーズをしました。
ファッションショーの最後は、全員がステージ上で一列に並び、会場のみなさんにごあいさつをしました。会場から、盛大な拍手をいただきました。

ファッションショー終了後も、「一緒に写真を撮ってください!」という声があちらこちらからかかり、留学生や日本人学生たちが笑顔で撮影に応じました。地域のみなさまと、身近な国際交流ができました。

イベント閉会後は、民族衣装で、お見送りをさせていただきました。「良かったよ!」「来年も頼むよ!楽しみにしている。」などの心温まることばをいただきました。感謝に尽きません。留学生を含む学生たちは準備で大変でしたが、イベントを終え、達成感、充実感、満足感をいただきました。学生たちの笑顔が心情を顕著に表現しています。

吉備国際大学外国学科は、岡輝中学校区の一員として、引き続き、地域のイベントに参加し、地域のみなさまと一緒に活動させていただきたいと考えております。