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【看護学科】”高梁市”とのコラボ授業「統合看護演習Ⅰ」ｐａｒｔ③を実施

2023年5月8日

看護学科の魅力の１つである、「統合看護演習Ⅰ」、前回（4月21日掲載記事）に続き、今回はpart③を実施しました。

この授業は、本学高梁キャンパスの所在地である　“高梁市とのコラボ授業”　です。

今回は、高梁市地域包括支援センターの保健師さんに「高梁市における介護予防事業」自助を育成する支援と題して、御講演をしていただきました。

高梁市の高齢者人口や要介護状態の人数も県平均と比べて多いのが現状です。その課題への取り組みの１つとして、“自助の取り組みを支援する” （自助とは、自分のことは自分でする。自ら健康管理を行う）ことを目指しています。

高梁市包括支援センターは、本学の教員と協働し、ポイント制度を設けた介護予防事業である、「ロコモ予防体操」を展開してきました。そして、地域の支えあい体制づくりとしてマイスター（指導者）を養成し、活動継続意欲の向上、通いの場の増加につなげています。

高梁市の保健師さんは、高梁市の現状を踏まえて、高梁市内の集いの場などに介護予防の取り組みについて情報提供するだけではなく、対象者の考えや思いを引き出しながら、一緒に考え、働きかけといった難しいことを、保健師の力を発揮することで実現しています。

高梁市の保健師さんのお言葉です。
「保健師だからできること」
「保健師ではないとできないこと」

実際に、ロコモ予防体操（１０分版）に挑戦してみました。「キツイ」、「結構（筋肉）効く」などの声が聞かれました。みなさんもぜひやってみてください。