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キビコクNEWS
【看護学科】高齢者施設実習①の様子
2023年9月8日
- 看護学科
このたび、看護学科の学生たちが、「老年看護学実習Ⅱ」の科目で、高齢者施設に行かせていただきました。施設で高齢者の方とのかかわりを通じて多くのことが経験できました。そして、デイサービスでのレクリエーションにも参加させていただきました。
掲載の画像は、「どうぞどうぞ」というレクリエーションの様子です。
利用者の方2人による対戦ゲームです。利用者の方は順番に、ペットボトルを1~3本、好きな本数を「どうぞどうぞ」といいながら、学生に渡していきます。
ペットボトルをもらった学生は「どうもどうも」と言って受け取ります。
利用者の方は、交互に学生にペットボトルを渡していき、学生も手に持っている本数が増えてくると落としてしまいそうになりますね。こうしてペットボトルを学生に渡したときに、学生が落とさず持っていられたらセーフ。しかし、学生がペットボトルを落としてしまうと、落とす直前に渡した方が負けというゲームです。すなわち学生は、利用者の方の勝敗を決めてしまうという重要なポジションとなってしまうわけです。
始めのほうは持つ本数も少なく余裕の学生なのですが、後半は手に持ち切れず、積みあがったペットボトルのそのさらに上にのせてもらったり、指に挟んだり!
利用者の方は、学生が落とさず持てそうな場所や本数を考えながら「どうぞどうぞ」と声をかけ、落としてなるものかと懸命な学生の「どうもどうも」の声に、「わーおちそう!」「うまいうまい!」と、大変盛り上がりました。
学生たちは利用者の皆さんとゲームを楽しみながら、ここが機能訓練や交流の場になっていることを体験を通じて実感できました。
施設職員の皆様には、お忙しい中ご指導いただき、ありがとうございました。