キビコクNEWS

12月9日（土）、岡山心理学会第71回大会が山陽学園大学で開催され、本学からは大学院生7名、学部生（心理学科）11名の計18名の学生が研究発表に臨みました。

他大学からも多くの研究が発表され活発なディスカッションが展開された中、野田涼祐さん（心理学科卒→大学院心理学研究科2年）が発表奨励賞を受賞しました。

発表題目は「恥と罪責感がセルフ・コンパッションに与える影響」（野田涼祐・村上勝典・宇都宮真輝の連名発表）で、研究内容とともに、大会における野田さんのプレゼンや質疑応答が高く評価されての受賞となりました。

受賞者発表後の表彰式では、岡山心理学会の栗田喜勝会長（本学副学長）から表彰状が授与されました。

受賞者　野田さんのコメント

この度は栄えある奨励賞を頂戴し光栄に思うとともに、身の引きしまる思いです。発表にあたりご指導いただきました指導教員の先生をはじめ、これまでご指導いただきました心理学科の先生方、調査にご協力下さいました学生の皆様に心より感謝申し上げます。

セルフ・コンパッションは、「自分自身に向ける思いやり」です。簡単なようですが実践するとなると抵抗があり、忙しい時ほど思いやることを忘れてしまうのではないでしょうか。時には立ち止まり、頑張っている自分を思いやってほしいと思います。

私は、来年度から、心理師として地域の皆様に寄り添う支援をしていきたいと考えております。今回の研究成果を多くの皆様に還元できるよう、これからも頑張っていく所存です。

心理学科（2024年度からは人間科学科心理学専攻）では、心理的支援によって「人を支える人になる」ことを目指すとともに、心理学に関する学術的な研究にも学生全員が取り組んでいます。