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中国六大学野球春季リーグ戦最終週 初戦に勝利
- スポーツ社会学科
4月6日に開幕した令和6年度中国六大学野球春季リーグ戦もついに最終週に突入し、吉備国際大学硬式野球部は5月25日、周南公立大学と岡山県倉敷市にある「倉敷マスカットスタジアム」にて、試合を行いました。
吉備国際大学、東亜大学、周南公立大学の3大学が同じ勝ち点で並び、いずれもがリーグ優勝の可能性がある大混戦で、リーグ最終週に突入しました。吉備国際大学が優勝する条件は、最終週の周南公立大学に2回勝利し勝ち点を挙げること。そして環太平洋大学が東亜大学に2回勝利し、東亜大学が勝ち点を伸ばすことができない場合です。
この日、先に行われた環太平洋大学と東亜大学の初戦、環太平洋大学が勝利しました。
周南公立大学としても吉備国際大学に勝利し勝ち点を挙げれば優勝という共に負けられない一戦は、現在リーグで最多勝利を挙げている桑嶋投手(スポーツ社会学科4年)がマウンドへ。しかし初回、いきなり先制打を浴び、1点を失いましたが、最少失点で乗り切ると、直後の2回表すぐさま吉備国際大学が反撃し、同点に追いつきました。さらに3回表には相手エラーによる1点を挙げ、逆転に成功しました。
その後は、投手戦となりお互いのスコアボードには「0」が並ぶ展開となりました。こうして、迎えた終盤8回裏、2安打を浴び同点に追いつかれると、9回は両チームともに0点で、延長タイブレーク(ノーアウト1・2塁から攻撃開始)に突入しました。
10回表、スタンドの応援席からは吉備国際大学の選手に向けて「盛り上がりが足りない」コールが響き渡ると、吉備国際大学は四死球や安打で一挙4点を挙げ、相手を突き放し、応援席の盛り上がりも最高潮に達しました。ノーエラーの固い守備陣と最後までマウンドに立ち続けた桑嶋投手は、相手の反撃を許さずゲームセット。6対2で、初戦に勝利しました。
リーグ戦最終週、優勝争いを繰り広げている吉備国際大学硬式野球部。2024年のチームスローガン「Win the Game」を掲げ、2013年以来の2度目のリーグ優勝目指して奮闘する吉備国際大学硬式野球部に、皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします。