キビコクNEWS

本学では、3年生対象の必修科目として「キャリア実践I」を設けています。授業全体を通して、社会人になる心構えやマナーを身につけ、進路選択や就職活動に向かう準備をすすめ、自己理解をや業界・職業理解を深め、自身のライフプラン・キャリアプランといった自分の人生を考えることができるようにしています。

5月30日、「キャリア実践Ⅰ」の授業では、「働き方について学ぶ、労働関連法規」をテーマに、厚生労働省岡山労働局の方に講演をしていただきました。

約200名の学生が参加した講演では、働き始める前に知っておきたいことから、会社での賃金、労働時間、有給休暇、病気時の対応、不合理な待遇差があった時の対処法まで、実例を交えながら丁寧に説明されました。

労働関連法について初めて学ぶ大学生も多く、聞きなれない言葉に、難しいと感じた学生もいたようでした。中でも、留学生にとっては、母国の文化や法律も異なる日本の社会・仕組みということもあり、これを理解するために、熱心に講師の先生の話を聞き入っていました。

吉備国際大学では、日本人学生はもとより、留学生もスムーズに就職活動を行えるよう、1年生から3年生までの3年間をかけてキャリア教育に取り組んでおります。この取り組みは、「KIUグローカル人材養成留学生就職促進教育プログラム」として実践しており、文部科学省の「留学生就職促進教育プログラム認定制度」の認定を受けています。