キビコクNEWS

６月２２日（土）、農学部では、南あわじ志知キャンパス近くの「実習農場」において「さなぶり祭」を開催しました。 　　　

この行事では、まず実習農場で田植えを行い、キャンパス内の祠に豊穣の祈願を行った後、田植えの労を参加者全員でねぎらいつつ、皆でバーベキューを行っています。また、毎年、高梁キャンパスの在学生も参加してキャンパス間の交流を深める行事にもなっています。

田植えには、学生約１００人（南あわじ志知キャンパス約８０人、高梁キャンパス約２０人）のほか、教職員など約２０人も加わり、担当教員の指導の下、泥んこになりながらも田植えを実体験しました。

参加者は裸足で田に入り、植える位置を示したロープを目印に、掛け声と共に一斉に苗を一本一本、丁寧に昔ながらの手植えをしていきました。

田植え機であっという間に1人で植えることもできますが、あえて、こうして大人数で手で植えることで、便利さに慣れた今の学生たちが、「食と農」を学ぶ農学部において、先人たちの米作り、すなわち食料生産の苦労を学び、仲間と共に汗を流すことで社会における協力する大切さを学ぶことも視野に入れた行事です。

こうして、苦労して田植えを終えた後のバーベキューでは、両キャンパスの学生と教職員が、田植えの労をねぎらいこの日の感想を交えながら、親睦・親交を深めました。

参加した学生・教職員からの感想からいくつかご紹介します。

• 初めて田植えを経験し、農作業の大変さが理解できた
• 田植えやバーべキューを通じて両キャンパスの学生同士の親交を深めることができた
• ぜひ来年も参加したい
• 今後も諸行事を通じて両キャンパスで相互交流していきたい