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ブラジルからの日系社会研修生が来日

2024年7月30日
  • 国際交流

このたび、ブラジル連邦共和国から、民間企業に勤務している内山ガミノ サーラ恵さんが、将来の日系社会のリーダー候補として、現地日系社会の文化・伝統資源を認識し、修復、保存、活用に関する必要な知識と技術を習得するために、来日しました。

研修初日となった7月29日(月)は、吉備国際大学高梁キャンパスにて、河村顕治学長を表敬訪問しました。内山さんは、日系社会の歴史と現状をコンテンツにまとめ、日本のみなさんにも広く知ってもらいたいとの希望を述べました。河村学長からは、短い期間ではあるが多くのことを学び、経験して実りある研修となることを期待する旨激励がありました。国際協力機構(JICA)中国の東次長並びに平田職員が同席しました。

この表敬訪問に先立ち、内山さんは、高梁市の吹屋伝統的建造物群保存地区を訪問し、高梁市議会の金尾議員の案内・説明で、ジャパン・レッドとして有名なベンガラの歴史や吹屋小学校などの伝統的建造物をどのようにして保存しているのか、観光資源としての利活用などを精力的に学びました。

およそ20日間におよぶ研修は、8月16日まで、本学の岡山キャンパスでの講義・実習の他に、備前福岡郷土館、長島愛生園、備前長船刀剣博物館(瀬戸内市)、備前焼ギャラリー「里房」(備前市)、吉備ケーブルテレビ(高梁市)、倉敷美観地区など様々な場所で実習が予定されています。