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【外国学科】ハーグ応用科学大学Jaap de Bie先生の特別講義

2024年10月3日
  • 外国学科

10月2日(水)オランダのハーグ応用科学大学(THUAS)のJaap de Bie先生が来訪され、外国学科学生に向けて特別講義をしていただきました。Jaap先生は、順正学園・吉備国際大学とTHUASの教育交流協定を締結していただき、両大学の交流を促進してこられました。

まず、3限目に、THUASの概要説明と特別講義Information Security,,,and some psychology(情報セキュリティと心理学的視点の重要性)を講義していただきました。外国学科2年生、3年生を中心に70名近い学生が聴講しました。その中には、THUASからの交換留学生3名を含む交換留学生7名も受講しました。Jaap先生はこれまで多くの留学生を指導された経験をお持ちであるため、難しい内容を簡易な英語でかみ砕いた説明をしていただきました。多くの学生は、最初は、難しいと思っていたかもしれませんが、徐々に、Jaap先生のエネルギッシュでダイナミックな講義に吸い込まれていきました。異文化理解の視点を常に交えながら、情報セキュリティの重要性を、今回は心理学的知見であるチャルディニ(Cialdini)の説得の6技法(6 Principles of Persuasion)を分析の枠組みとして解説していただきました。情報セキュリティを行う上で、良い意味でも悪い意味でも、人間の行動や意識が中心課題であるため、心理学を学ぶ必要があることを強調されていました。質疑応答では、どのように悪意あるハッカーから自分の情報をとられないようにできるのか、良い工夫はないのかなどの質問がありました。Jaap先生からは、すぐに答えられるような質問ではないが、ネット経由で情報を入力する際、重要メールが来た際、すぐに行動せず、2度、3度と考えてみよう。そして、情報リテラシーを高めようとアドバイスをいただきました。最後に、学生代表より、講義への感謝の言葉がありました。
講義が終了しても、何人かの学生から個別の質問があり、Jaap先生はていねいに回答されていました。

5限目は、外国学科1年生対象のスタディー・アブロード事前指導の時間で、この授業の前半に、Jaap先生からTHUASの概要、オランダ留学の魅力に関し講義をいただきました。現在、THUASに留学中の学生にもオンライン参加してもらい、質疑応答に参加してもらいました。19名の日本人学生が参加しましたが、学生から積極的な質問があり、Jaap先生と交換留学中の学生より回答がありました。

THUASとは7年前より交流をしており、現在までに、4名の研究インターン生を受入れ、昨年度は2名の交換留学生を受入れました。2024年秋学期より、はじめて、吉備国際大学より、THUASに1名の交換留学生を派遣することができました。