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岡山県警に「心理支援官」誕生!! 心理学研究科の2名が合格

2024年12月11日
  • 心理学専攻

この度、岡山県警察本部が令和7年度から新たに設置する「心理支援官」の採用試験に、心理学研究科の2名が合格しました。

「心理支援官」に合格したのは、大学院心理学研究科2年の大恵彩伽さんと波平乃衣さん(2名とも本学の心理学科卒)です。

岡山県警の「心理支援官」は、心理学の専門的な知見を生かして、殺人や傷害・性犯罪・交通死亡事故などの被害者や家族にカウンセリングを行う警察官です。岡山県警では、現在、研修を受けた職員などが対応していますが、さらに支援を強化しようと専門知識を持った警察官を初めて配置する方針を決めました。

岡山県警が募集したのは若干名で、公認心理師または臨床心理士の資格を持つ人(取得見込を含む)などが対象でした。9月から11月にかけて一次試験と二次試験が実施され、試験に臨んだ2名が見事に合格しました。

合格した2名は、まずは警察官としての教養や資質を習得し、警察署(交番)勤務等も経験した後に、心理学に関する専門的な知識等を生かして犯罪被害者支援業務等に従事します。

岡山県に新たに誕生する「心理支援官」としての、今後の活躍をご期待ください。

【大恵彩伽さん】

このたび、心理支援官として岡山県警察に採用していただくことになりました。

大学で学び習得した心理学の知識や経験を活かし、被害に遭われた方々の心に寄り添い、少しでも安心や希望を感じていただけるような支援をしていきたいと思っています。

これまで支えてくださった先生方や友人、家族に感謝の気持ちを込めて、今後も成長を続けながら、社会に貢献していけるよう精進してまいります。

【波平乃衣さん】

このたび、岡山県警察で心理支援官として内定をいただきました。

受験前の説明会で心理支援官について聞かせていただき、警察内で心理の専門性が求められている場面が多くあることを知り、自分がこれまで学んできた知識や経験を活かすことのできる仕事だと感じました。

これから働いて行く中で、現場で働く警察の方々や同じ心理支援官の方と協力しながら、幅広い、一人ひとりに寄り添った支援を行うことに貢献していきたいと思います。

また、これまでお世話になった先生方や家族、友人への感謝を忘れず、実際の現場で経験をつみ、これからも精進していきたいです。