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楽しく会話が弾む-62回目のフリーコーヒーを開催-(高梁キャンパス)

New 2025年7月26日
  • キャンパスライフ

「さまざまな立場の人が気軽に立ち寄り、コミュニケーションを深めることで、新たなつながりが生まれる」立ち寄った人たちを無料のコーヒーでもてなす「フリーコーヒー」、経営社会学科 大西正泰 講師が始めたこの取り組み、高梁キャンパス内での開催は、7月25日(金)に62回目を迎えました。

4月に高梁キャンパス内にオープンした「学生会館KIUB(キューブ)」に、フリーコーヒーの屋台が登場し、立ち寄った学生や教職員にふるまわれました。この日は、コーヒーに加えて、「どくだみラテ、ティー」や「焙煎ドクダミのブランマンジェ〜梅ソースを添えて」、「梅ソーダ」もふるまわれ、その味を楽しみつつ、交流の輪が広がっていきました。

今回登場したラテやスイーツ、ソーダに使用されたドクダミと梅は、いずれもキャンパス内で採取されたものです。高梁キャンパス内に自生していたドクダミや梅、これまでは何にも利用されることはありませんでした。しかし、以前に開催のフリーコーヒーで「大学に自生する未利用のどくだみや梅がもったいないですね」という会話に端を発し、利用がスタート。ラテやスイーツに看護学科 岡本さゆり 講師が、梅ソーダに人間科学科作業療法学専攻 三宅優紀 講師が利用しました。今回、教員と共に、看護学科の学生有志「team yakuso(チーム 薬草)」が、ラテやスイーツを訪れた人らに提供しました。

岡本講師は、「一見医療や看護とは無関係に思えますが、植物の健康への寄与や、参加者同士のつながりが生まれるということは、健康には重要な要素だと実感できた。今後も、学内の資源を活かし、持続可能な実践を進めていきたい。」とのことでした。三宅講師は、「園芸療法プログラムの1つの経験として、学生と共に梅を収穫し、加工し、梅シロップを作りました。園芸=植物を育てる、だけでなく、自然・植物で使えるものは使う、五感を使う、収穫した産物を利用する、お裾分けするという活動も立派な園芸活動。今後も、植物を通して、人が集まれる場、ハッピーになれる場を作っていけたらと思う。」と語りました。

味を楽しんだ学生からは、「スタバにあれば絶対買う!」「ブランマンジェ、おいしい!」「ドクダミティーは、小学生の頃飲んだことがあって、その時の情景や感情が一瞬で蘇りました!」といった声や「梅ソーダ」については、「冷たくて美味しい」「懐かしい味だなー」「家でも作ってるよ」「園芸って楽しい講義でいいなー、私も経験したかったー」といったさまざまな感想が聞かれました。

こうして、学部・学科、学年を超えた学生同士そして教職員による交流の輪が広がり、楽しく会話が弾んだ62回目のフリーコーヒーは大好評のうちに終了しました。次回開催は、10月の予定となっております。