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【看護学科】高梁市消防署 多数負傷者対応訓練(第1回目)に参加しました
- 看護学科
地域とつながる「生きた学び」!
交通事故を想定した高梁消防署で実施される訓練に、看護学科1.2年学生有志が「傷病者役」として参加しました。
地域の防災を担う専門機関との連携により実現した、貴重な実践学習の機会となりました。
事前説明でしっかり準備!
11月12日に本学で行われた事前説明会では、消防署の訓練担当者の方にお越しいただき、昨年の実施状況や当日の流れについて詳しく説明していただきました。
交通事故現場でのトリアージや救護の手順を確認し、学生たちは実際の現場をイメージしながら心の準備を整えました。
本格的な訓練環境での体験!
当日は高梁市消防署において、実際の消防車両や救急資機材を使った本格的な訓練が行われました。
現場ではどのような連携で動いているのかを目の前で確認することができました
その後、事故車両からの救出、トリアージタグを使った重症度の判定、ストレッチャーでの搬送、救急隊による応急処置まで、現場さながらの緊張感の中で一連の訓練が進められました。
「患者さんの気持ち」を理解する貴重な体験!
今回の訓練で特に重要だったのは、学生が「助けられる側」を体験したことです。
普段の授業では「助ける側(医療者)」の視点で学ぶことが多い中、車内に取り残された時の不安や、ストレッチャーで運ばれる時の心境を実際に体感しました。
また、隊員の方の「大丈夫ですよ」「今から助けますからね」という声かけがどれほど心強く感じられるかも身をもって理解できました。
これらは教科書だけでは学べない、患者さんの心理状態や現場での適切な接し方について深く考える機会となりました。
地域とのつながりを大切に!
今回の参加は、高梁市消防署からお声がけいただいたことで実現したものです。
地域の専門機関から連携パートナーとして声をかけていただけることは、本学にとって大変光栄なことです。
地域を守るプロフェッショナルの方々と一緒に学ぶことで、学生たちは実践的な力を身につけるだけでなく、地域の一員としての意識も育てています。
今後もこうした地域との連携を大切にし、現場で活躍できる人材を育成していきます!
高梁市消防署の皆様、貴重な機会をお与えいただき、心より感謝申し上げます。
主催・実施:高梁市消防署
参加:吉備国際大学 看護学科 1.2年学生有志




