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チトラ インカ プトリさん(インドネシア人留学生)が最優秀賞 【第17回吉備国際大学日本語スピーチコンテスト】

New 2025年12月15日
  • 教育

第17回吉備国際大学日本語スピーチコンテストが、12月13日(土)吉備国際大学KIUB3Fで開催され、最優秀の学校法人順正学園総長賞を社会科学部 経営社会学科4年のチトラ インカ プトリさん(インドネシア)が受賞しました。

本コンテストには、インドネシアをはじめ、中国、スリランカ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ネパールからの留学生17名が参加しました。発表は自由テーマで、1人4分以内とし、吉備国際大学教授の雲津 英子審査員長を含む5名の審査員が、発音・文法・表現力・内容を基準に審査を行いました。

コンテスト終了後の審査員の講評では、どの内容も豊富で素晴らしく、アイコンタクトや身振り手振りなどの表現力を使って、自分の気持ちをしっかりと聴衆に伝えることができており、また、小さな幸せの見つけ方、失敗は成功の基、家族の価値などの気持ちは国境を越えて文化が違っても感じたことは同じで、最高なスピーチコンテストであったとコメントをいただきました。

最優秀賞を受賞したインカさんのスピーチタイトルは「高梁には何もない」でした。
インカさんは、初めて高梁を訪れた際、「なぜこの田舎に来てしまったのか」と強い不安を感じ、あきらめようと思ったこともあったと語りました。しかし、ゼミの先生の支えにより、高梁市民との交流活動に参加することができたことで、当初の気持ちが大きく変わったそうです。

また、「高梁には何もないのではなく、まだ知られていないだけだ」と述べ、現在では高梁市民の優しさに心を打たれ、高梁に来てよかったと感じていること、そして将来は高梁のために役に立てる人になりたいと力強く発表しました。

インカさんのコメント

「私は人前で話すことが苦手でしたが、最終学年となった今年、自分自身に挑戦したいと思い、スピーチコンテストに参加しました。その結果、予想もしていなかった最優秀賞(1位)を受賞することができました。
スピーチタイトルは『高梁には何もない』でしたが、実際には魅力的な場所が多く、地域の方々もとても温かく親切です。その魅力を少しでも多くの方に伝えたいと思い、このテーマを選びました。
また、応援してくださった井勝先生、井勝ゼミの皆さんに心より感謝しています。本当にありがとうございました。」

また、終了後には交流会が開催され、出場した留学生は審査員や関係者らと終始和やかに有意義な懇談の一時を過ごすことができました。

コンテストの結果は以下のとおりです。

【第17回吉備国際大学日本語スピーチコンテスト】
最優秀賞  学校法人順正学園総長賞

チトラ インカ プトリさん 
経営社会学科4年(インドネシア)

優 秀 賞  吉備国際大学学長賞

テワラタントリゲー サチットリ アチニカ フェリナンドさん
外国学科4年(スリランカ)

特 別 賞  高梁市長賞

ナオトゥンナ バンダーラゲ インドゥニ ウペックシャ グナラトナさん
経営社会学科4年 (スリランカ)

特 別 賞  高梁商工会議所会頭賞

オパナヤカ ラシュミ シトゥミニーさん
外国学科4年(スリランカ)