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【経営社会学科】【活動報告】 大西正泰講師が「XKANSAIソーシャルイノベーション・プログラム(第2期)」のメンターに就任 ― 社会的インパクトと事業性を両立する、関西発の起業家支援エコシステム構築へ ―

New 2025年12月19日
  • 経営社会学科

本学科の大西正泰講師が、一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が主催する「XKANSAI(クロスカンサイ)ソーシャルイノベーション・プログラム(第2期)」において、ファイナリスト企業のメンターに就任しました。

■XKANSAIソーシャルイノベーション・プログラムとは

本プログラムは、関西圏の企業、自治体・官公庁、金融機関、教育機関などが一体的かつコレクティブ(集合的)に社会課題解決に取り組む、日本初のシステムチェンジ志向の官民共創プロジェクトです。 単なる一企業の利益追求ではなく、社会的インパクト(社会課題解決)とイノベーション(新産業・新規事業創出)の両立を目指す「社会課題解決企業(インパクト・カンパニー)」の創出を目的としています。
第2期となる今年度は、「脱炭素・ごみゼロ」「健康・ヘルスケア」「安心・安全なまちづくり」の3分野をテーマに、関西一丸となって「森」のようなエコシステム単位での課題解決に挑みます。

■メンターとしての役割と期待

厳正な審査を経て選出されたファイナリスト企業8社に対し、大西講師を含むメンター陣が2026年1月30日の最終審査会(ピッチコンテスト)に向けた伴走支援を行います。大西講師は、創業機運醸成賞(2018年中小企業庁より)を受賞するなど、起業家育成で長年活躍されており、これまでの地域再生や起業家育成の専門知見を活かし、以下の点においてファイナリストを支援します。

  • 事業プランのブラッシュアップ: 事業の持続可能性(サステナビリティ)を高めるための助言。
  • 社会的価値の可視化: 事業が社会に与える変化を論理的に示す「インパクトロジックモデル」の作成支援。
  • 自治体との共創支援: 行政課題の本質(レバレッジポイント)を捉え、官民が連携して解決策を講じるための橋渡し。
■教育・研究と社会実装の循環

本件は、関西を核とした起業家支援エコシステムの中で、本学教員が重要な役割を担う意欲的な試みです。 本学科では、地域や社会の課題に向き合い、現場と理論を往還しながら学ぶ教育を重視しています。大西講師のメンター活動を通じて得られた知見やネットワークは、今後の教育活動へと還元され、「学生一人ひとりの能力を最大限に引き出し、社会に有為な人材を養成する」という本学の教育理念をより実践的な形で推進することにつながります。
吉備国際大学は今後も、教員・学生が社会と深くつながり、新たな価値創出に挑戦する取り組みを積極的に支援してまいります。

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