キビコクNEWS

経営社会学科では、学生が自分の適性を知り、自分の将来の仕事やライフスタイルについて考え、将来の職業キャリア（職業や企業の選択、働き方）をデザインする力を養うために、専門教育の授業科目として「インターンシップ」を開講しています。

この科目を履修した3・4年生4人が、授業の一環として高梁市役所や高梁市図書館でインターンシップ研修に取り組みました。2025年12月18日にインターンシップ報告会を開催し、インターンシップ研修に参加した学生が、インターンシップ研修をつうじて学んだことや研修に参加して理解を深めたこと、今後の展望について発表しました。インターンシップ研修に参加した学生は一様に、仕事に取り組む姿勢として、施設利用者や住民の立場になって丁寧に対応するとともに、職員同士が協力するために相手の話をしっかりと耳を傾けてコミュニケーションを図ることが大切であることを強く実感し、働くうえで相手の目線で物事を見て考えることの重要性を再認識したようです。また、自分が考えた企画が形になることに喜びや達成感を感じるなど、自分の適性を知ることができたようです。

かれらの発表を聞いた経営社会学科2年生にとって、この報告会は上級生の就業体験談を聞くことをつうじて就職活動や卒業後の進路選択といった自身のキャリアプランを考えるきっかけになったようです。

経営社会学科では、インターンシップ研修のような実践的な教育を実施するとともに、学年をまたいだ学生間の交流の機会を設けるなどして、学生同士が学び合い共に成長し合う教育にも積極的に取り組んでいます。