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【外国学科】(株)フジワラテクノアート代表取締役社長 藤原恵子先生「生き方」講義『主婦から日本トップ企業の社長へ。「真の生き方」と社会への貢献』

New 2026年5月12日
  • 外国学科

外国語学部外国学科の3年生必修科目「生き方」にて、醸造装置製造・エンジニアリングで国内トップシェアを誇る株式会社フジワラテクノアート(本社:岡山市)の代表取締役社長、藤原恵子氏をお招きした特別講演が、5月11日(月)、開催されました。

突然の転機を乗り越え、「大きな家族」を育む経営へ

この講義では、藤原社長が48歳まで主婦として過ごした後、先代社長であるご主人の急逝という人生のターニングポイントを経て、社長に就任された経緯が語られました。就任当初、何をしてよいか分からない中で藤原社長がまず取り組んだのは、「社員の話を聴くこと」でした。子ども時代から交流のあった社員の方々に「お帰りなさい」と温かく迎えられた経験を大切にしながら、主婦ならではの視点を活かし、社員が幸せになれる職場環境づくりをリードしてこられました。

具体的には、以下のような温かみのある社内制度や施設を導入されています。

「大きな家族」のような職場づくり: 社員だけでなくその家族も含めた交流の促進。

食を通じたコミュニケーション: 温かくおいしい昼食を提供する食堂の設置。

ダイバーシティの推進: 女性が活躍し、出産・育児後も復職しやすい環境。男女問わず育児休暇を取得できる制度の整備。

次世代を担う学生たちへの3つのメッセージ

講義の後半、藤原社長から未来を担う学生たちへ、人生を豊かにするための指針として3つのメッセージが贈られました。

人は一人ではない: 周囲とのつながりを大切にすること。

謙虚に「学ぶ」姿勢: 何歳になっても学び続ける心を持つこと。

自分の「強み」を活かす: 社会に対して何ができるかを常に問い続けること。

さらに、社会で生き抜くためには「努力+人間性」が不可欠であり、「素直でいること」「多様な経験を積むこと」「課題から逃げないこと」の大切さを説かれました。

学生との対話:キャリアと将来への志

質疑応答では、「主婦から社長になり、最も大変だったことは何か」、「会社経営を目指す学生へのアドバイスを」や「社員一人ひとりに家族のように接している社長の姿に感銘を受けました」など、3名の学生から積極的な質問や感想が寄せられました。

女性が輝くことのできる職場環境に強い関心を示す学生もおり、自身の将来のキャリアを考える貴重な機会となったようです。

外国学科の必修科目「生き方」は、先達の歩みから学び、学生一人ひとりが「この国や社会のために何ができるか」「自らの幸福な人生とは何か」を考え、自分自身の「志」を確認することを目的としています。

今回の藤原社長の講演は、学生たちが今の自分を見つめ直し、あるべき将来の姿を模索するための大きな糧となりました。